4話  


 BBQから5日経ったある日


 あれからLINEグループは動いてなかった。


そんな時
 

 みずき :  『みんなで花火大会に行こう〜!』 

と誘われた。
 
3人は『OK〜!!』と返し集合場所を決め、その日は終わった。


 次の日

みずきが突然家に来て買い物に行こうと言われて大型ショッピングモールに来た。


 みずき :  「新しい浴衣選ばないと〜〜!ゆり〜これとこれどっちがいいと思う?」
 
 ゆり :  「う〜ん?どっちもみずきに合うと思うけど右かな?」
 
 みずき :  「黒か〜〜!よしっ!こっちにしようっと」

っと即決してみずきが私の方を見て
 
 みずき :  「ゆりはこっちでしょ!!」

と私が持って悩んでいたらそれが分かったのか断言してきた。
 
 ゆり :  「そうかな〜〜?」
 
 みずき :  「絶対こっちがいいって!」

と押されたのでピンクの花柄のついたのを買った。
 
 みずき :  「楽しみだな〜〜!」

というみずきと色々な店を回って夜になり解散した。


 花火大会の前日にみずきからLINEが届いた。
 
 みずき :  『明日準備手伝って〜〜!』
 
 ゆり :  『いいよ〜!何時に来る?』
 
 みずき :  『17時くらいに行くね〜』
 
 ゆり :  『OK〜〜!』

と返し当日が楽しみで仕方なかった。


  花火大会当日

みずき :  「ゆり〜おはよう〜!!」
 
 ゆり :  「おはよ〜!上がって上がって!」

と元気よく挨拶を交わして部屋に行き準備を始めた。

 みずき :  「ゆり!あのね私今日真斗に告白しようと思ってるの!!」
 
 ゆり :  「えっ!!」
 
 みずき :  「やっぱり驚くよね〜!でも今日しかないと思ったから勢いでみんなを花火大会に誘ったの」

っと言うみずきの勇気がすごいと思った。

 ゆり :  「頑張って!!応援してる!!」

と伝え、みずきの告白が成功するように願いながら準備を進めた。


 そして待ち合わせ時間にがきて2人で集合場所に向かうともう2人は来ていた。

 みずき :  「ごめん!!まった??」

と真斗に聞いても真斗は何も言わず突っ立っていた。

 真斗 :  「。。。ごめん!全然待ってないから大丈夫だよ」

と言っている横で翼が苦笑いしていて私とみずきはなぜか分からず首を傾げている。

 真斗 :  「何でもないから大丈夫!!それじゃあ行こっか!!」

と言って4人で神社に入った。


 神社には色々なお店が出ていてみんなで周った。


そして花火が打ち上がる時間になりみんなで場所取りを始めた。


大勢の観覧者で場所を取るのがなかなか難しかったがやっと見つけた。


 そんな時


 みずき : 「喉渇いたから自販機でみんな分の飲み物買ってくるね〜」

と立ち上がると

 真斗 : 「手伝うよ〜」

と真斗も立ち上がり2人で自販機に向かった。

私はそれを見て(みずき頑張ってね!!)っと心の中で応援していた。


 その時隣から

  翼 :  「あの2人うまく行くといいな〜!」

 ゆり :  「えっ!!」

と翼のほうを見た。

  翼 :  「だってあの2人両思いなのにいつになっても付き合わないから」

と翼が言い私は驚きを隠せなかった。


  数時間後

 2人が帰ってきた。2人は仲良く手を繋いで飲み物を抱え戻って来たのを見て上手く行ったんだと分かった。

 みずき: 「ゆり〜〜!」

と泣きそうになりながら抱きついて来たみずきを見てうまくいったと言う事がわかった。


真斗と翼は肩を押し合いジャレていた。


 そして花火が打つ上がり始めた。

 ゆり :  「綺麗〜〜〜」

と無意識に言う隣から
 
  翼 :  「そうだな〜」

と返ってきて2人で笑いながら真斗とみずきをみて微笑ましかった。

 ゆり :(私もいつかあんな風になりたいな〜)

と思っていた。


  花火が終わり別行動する事にした。

私と翼はウロウロする事にした。
  
 ゆり :  「なんであの時両思いだってわかったの?」
 
  翼 :  「だって2人の反応見ればわかるし、それにお前達待ってる時に真斗が言っていたから!」

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 〜ゆりとみずきを待っている時の2人の会話〜


 真斗 :  「な〜!俺今日みずきに告白しようと思ってる」

と突然言ってきた。

翼はそんなに驚く事はなかった。

  翼 :  「お〜〜うまく行くように応援してる!」
 
 真斗 :  「え!!それだけか?もっとこう驚くとかないのかよ!」

と呆れ気味に言った。

  翼 :  「だってもうそうだろうな〜って分かってたから急に言われてそんな驚かね〜よ!」
 
 真斗 :  「お前俺の事すっごい分かってるよな〜お前もうまく行くと
いいな!!」
 
  翼 :  「うっせ!!今関係ないだろう」
 
 真斗 :  「お前は誰よりもゆりちゃんを理解したいと思ってるのを知ってるからな!うまくいくように願ってるよ。」

と言うと翼は黙ってしまった。

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 こんな会話をしていたのだと言う事をゆりの途中まで話した。

  翼 : 「ま〜!本当にあの2人上手くいってよかったな!!」
 
 ゆり : 「本当にそうだね!!」

と2人は顔を見合わせて笑った。