18話


  それから私と翼は家に向かっている途中。

  翼 :  「今日は怖い思いさせて本当にごめん!!」

と翼が謝ってきた。


 ゆり :  「何で翼が謝るの?それに何で有林グループの取引関係の話が出たの?」

  翼 :  「いや!!今回の件は俺のせいなんだ。有林グループの件は明日また詳しく説明するな!!今日はゆっくり休めよ!!なんかあったら電話しろよ!」


 ゆり :  「うん!分かった。今日は助けに来てくれてありがとう。」

と言って私は手を振ってお別れした。


  次の日

 朝になるとみずきが飛びかかってきた。

 みずき :  「昨日はすっごい心配したんだからね!!」

 ゆり  :  「心配してくれてありがとう!それに翼に伝えてくれてありがとう!!」

 みずき :  「うん!本当に何もされてない??」

 ゆり  :  「うん!何もされてないよ〜!」

 みずき :  「それなら良かった〜〜!」


そんな会話をしながら車に乗って学校に向かった。

学校について授業を受けていき昼休みになりみんなで屋上に向かい4人で昼食を食べ始めた。

その時突然翼が話し始めた。

   翼 :  「話があるんだけどいいか??」

  ゆり :  「どうしたの突然かしこまって」

  真斗 :  「翼!!あの話するのか?」

 みずき :  「あの話って何??」


  翼  :  「俺の家のことなんだけど昨日ゆりが誘拐されて隠すておけないな!っと思って聞いてくれるか?」


 ゆりとみずきは顔を見合わせて頷いた。


  翼  :  「俺の家はちょっと変わっていてゆりの家ほどないんだあけど会社を一応経営していて松本グループって知ってるか?」


  ゆり :  「うん!確かホテルとか病院の経営とかやってるところだよね?」


  翼  :  「あ〜!そうだ!その松本グループの経営を最近父親から少し任されるようになってグループの子会社である有林グループの経営難を知って契約を最近切った矢先にゆりが誘拐されたわけだ!!」


  ゆり :  「そうだったんだ!でもなんで私の事を知っていたの?」

  翼  :  「それがちょっとわからなくてどこかで知られたんだと思う」

 みずき :  「でもその有林グループの人最低だね!!」

とみずきが言った。

  真斗 :  「そうだな!!でも怪我がなかったから本当に良かったな!!」

  翼  :  「本当にごめんなゆり!今後は気をつける!」

  ゆり :  「ううん!大丈夫!何もされなかったし!でもあの人どっかで見たことがある気がするんだよね〜!!」

 みずき :  「そうなの??いったいどこで見たの??」

  ゆり :  「う〜〜ん!!思い出せない!」

 みずき :  「ちょっとゆりそこ一番大事なことじゃない!!」

とみずきに怒られて昼食をみんなで食べていた。