13話

次の日

みずきと学校に向かっている途中

  「すみません、ここにはどうやっていけばいいですか??」

と聞かれた。振り返ると見た事のある顔の人だった。

  ゆり :  「あ〜〜!ここの通りの一つ目の角を曲がって横断歩道を渡って右に行くと着きますよ〜」

と教えた。

  「ありがとう!!伊集院さん」

とニヤッと笑いながら言われ私は凍りついた。

隣にいたみずきも私の名前がいきなり呼ばれた事に驚いていた。


  みずき :  「ゆりあの人知ってるの?名前呼ばれてたけど?」

と聞かれて私は首を振った。

   ゆり :  「でもなんか見た事があるのだけど分からないし、さっき笑わレた時すごく怖かったきがしたんだよね〜」

  みずき :  「えっ!!それちょっとやばいんじゃなの?」

と言われて頷く事しかできなかった。

  みずき : 「明日から車で通学するか翼くんに言ったほうがいいんじゃない?」

とみずきに言われて明日からみずきと車で行く事にした。

この事は翼と真斗くんには言わないようにみずきに頼んだ。


 次の日からみずきが家まで来てくれて一緒に車で通学した。

翼と真斗くんはそれを不思議がっていたけどたまには車で来たかったからと無理矢理誤魔化した。

 翼&真斗くん :  「そっか〜!何もないのであればいいや〜」

とだけ言って詮索はして来なかった。


 放課後になり帰る準備をしていたら会計のりなが走ってきた。

   りな :  「先輩〜〜!助けてください〜〜!」

   ゆり :  「どうしたのそんなに走って??」

と聞くと

   りな :  「また会長がとんでもない量の仕事を押し付けてきて終わらないんです!」

   ゆり :  「また〜〜!わかった荷物まとめたら行くから私のデスクに書類置いておいて」

とだけ言いみずきたちに一緒に帰れない事を伝え生徒会室に急いだ

生徒会室に着くと大量の書類が私のデスクに置いてあった。

私はため息をついて席についた。黙々に仕事を片付けていると携帯がなった。


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〜〜翼からだった〜〜

  翼 :  『まだ学校か?あまり頑張りすぎるなよ!』

 ゆり :  「ありがとう〜!後少しで終わりそうだから頑張るね〜」

  翼 :  『あ〜〜!学校出る時にでもLINEしろよ〜〜」

 ゆり :  「うん!わかった〜!」

  翼 :  『それじゃあ〜頑張れよ!!」

と言われ電話を終了した。


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