出会いの“キセキ”


ご飯を食べ終わってからは
誰もいない芝生の所へ行き、ベンチに座った。

「ミアビって呼んでも良い??」

「良いですよ♪」

「ミアビ~♪」

2人で笑い合った。

「ミアビ…」

「はい?」

「抱いても良い?」

「えっ…??」

「ミアビ見てると抱きしめたくなってくる」

そう言うと、カズキさんは
私を抱きしめた。
カズキさんの匂いが心地よくて
幸せだった。

「ミアビ可愛い」

「可愛くないですよ…?」

「世界一可愛いし」

「カズキさんだってかっこいいですよ
好きすぎてやばいし…」

「俺もミアビ好きすぎる
4月からずっと好きだった。
今幸せすぎる…だからもう少し
このままで我慢して?ごめん」

「ミアビずっとこのままで良いですよ?」