出会いの“キセキ”


玄関に着くと、少し暇そうな顔をしたカズキさんがいた。

「遅くなっちゃってすいません!!」

「大丈夫~♪」

それから私たちは
ケータイのアドレスを交換した。

「ありがとね~。
家帰ったらメールするね」

「分かりましたぁっ」

外を見ると、もう私のお母さんの迎えの車が来ていた。

「じゃあ、そろそろ帰るかっ」

「はいっ」

「ミアビちゃん歩き?」

「車です。お母さん来てるんで!」

「そうだったんだぁ。
じゃあ俺走って帰ってすぐメールするから♪」

「ありがとうございまぁす~
待ってますね♪」

そう言い、手を振って別れた。

なんかやっぱり私…
カズキさんのこと大好きなんだなぁ(笑)