出会いの“キセキ”

楽しい時間も過ぎて、
いよいよ放課後になった。

私はソウマの席へ行った
「あのね…ちょっと待ってて」

「うん…」

私は走って玄関へ向かった。
もうカズキさんは来ていた。

「来てくれてありがと~
てか、ミアビちゃんたちって1年だから部活5時に終わるっしょ?
それまで待ってるから!
頑張ってね~」

「はい!!」

良かった…
てか、ソウマのとこ行かないと!!!

私は走って教室に戻った。
誰もいない、静かな教室に、
ソウマが一人で立っていた。

「ごめん。ソウマ」

「あの…カズキって人のとこ行ってたの?」

「…は??……」

ソウマ、いきなりなに?