出会いの“キセキ”


「じゃあ…仲直りね」

そう言ってカズキさんは私にキスをした。

「次のイベントってばクリスマスだな~♪」

「まだ全然先ですよ?(笑)」

「いいのー」


……この日、私たちが一つになることは
なかった。

私はその事が少し気がかりだった。

けど、カズキさんは疲れているかも知れないし、
忘れているかも知れないから…

何も言わずにいた。


ただ2人寄り添い寝ているだけで
…とても幸せだったから。




次の日…

目を覚ますと、
隣ではまだカズキさんが寝ていた。

寝顔もいつものようにかっこよくて
惚れてしまいそうだった///

ケータイを開くと、10時近かった。

私はカズキさんを起こさないように
そっとベッドから抜けた。

リビングに入ると
お兄ちゃんと巨乳の彼女がいた。

「あ~ミアビちゃん??
おはよ~♪」

「…おはようございます……」

「なんかソラと似てるかも~
可愛いねっっ♪」

「似てねーよ~
てかミアビ邪魔だからこっちくんな」

「え…だってカズキさん寝てるんだもん」

「まじかよ~…
まずここはだめ!!!」

「ソラなんでぇ~??
別いいじゃぁ~ん♪」

「だってコイツまじうるさいよ?」

「いいよ~ミアビちゃんかわいそうじゃぁん~」