出会いの“キセキ”


お姉ちゃんにからかわれた後
お風呂をあがり、
カズキさんとマサトさんも渋々お風呂へ入っていった。

それから2人もあがってきて、
それぞれの部屋に別れた。


「ミアビ怒ってる?」

「別に怒ってないですよ」

「俺ミアビだけだよ」

「あっそ」

「ミアビ~…;;」

「うるさいーもう寝るっっ」


私はそう言って布団にもぐりこんだ。

カズキさんも入ってくると
私を起こした。


「機嫌戻してよ~;;」

「いやぁ!!」

「……」

「……」

「かわいい」

そう言って私を抱きしめた。

私は負けず嫌いだから
こうゆう時に謝ったりしたくない。



「ごめんね~?許して?」

「………うん」