出会いの“キセキ”



時刻は4時半過ぎ。

そろそろ着替えないと♪

お姉ちゃんの部屋へ行き、浴衣を出した。

「ミアビの浴衣~ちっちゃ~」

「お姉ちゃんも変わんないし!!!」

お姉ちゃんは160センチくらい。
スタイルが良くて浴衣はいつも似合っている。


そして浴衣を2人で着始めた。

着終えると、お姉ちゃんは鏡を見ながら
アイロンで自分の髪を巻き始めた。
そしてサイドに一本結び。

そして今度は私の髪も結んだ。
両サイドをあみこみしておだんご結び。

「よ~しっ完璧♪」

「ありがとう!!」


私はバッグにケータイとサイフと
バンソウコウを入れた。


時計を見ると、5時25分過ぎだった。

私とお姉ちゃんはゲタをはいて外へ出た。


すると、少ししてカズキさんとマサトさんが
2人で来た。

「お~木内姉妹っっ」

「2人でいるところ初めて見た!!!」

カズキさんとマサトさんは家に泊まりの荷物を置いて

私とカズキさん、
お姉ちゃんとマサトさんに別れた。