出会いの“キセキ”



「一緒に勉強しよぉ?」

「けど…本当ミアビ何にも分かんないですよ!!!」

「全然OK♪よろしくー♪」


私はカズキさんに任せることにした。




次の日------

私は今日は数学の補修だった。

準備して、制服に着替えて……
しかし、着替えるのは時間がかかった。
ギブスしてるせいで、
袖に腕がなかなか通らなかった。

そして7:00に家を出た。


「えぇ!??なんでっ!??」

「ハハハっおはよー」


家を出ると…

そこには制服姿のカズキさんがいた。

「なんでいるんですか!?」

「えっ?学校一緒に行こうと思って」

「………」


「ミアビん家にチャリ置いてっても良い?」

カズキさんは自転車で来ていた。


「いいですけど…」


するとカズキさんは自転車を車庫の中に入れた。

「行こっ♪」

「……はいっ」

私の手を握るとカズキさんは微笑みながら
私の顔を覗き込んだ。


とてもかっこよくて……

夢のようだった。