出会いの“キセキ”



「ミアビは相変わらずだな…」

「えっ……?」

「かわいいよ」

「………///」

カズキさんは私の機嫌をとろうとしたのか
知らないけど、
私の照れる顔を見て優しく笑った。


「制服も良いけど私服もかわいいわ」

「そんなことないですよ……
てかカズキさん制服…!!」

「あ~いいよ。
俺、制服のまま行くから」

「疲れますよ!!お兄ちゃんいるから…
ちょっと家あがってください!!」

「大丈夫だよっ…」

そう言うカズキさんを無理矢理引っ張って
家に入れた。

そしてお兄ちゃんの部屋をノックした。

「お兄ちゃーん??
ミアビだけど入って良い?」

「良いよー散らかってるけどな」


私はカズキさんと、部屋に入った。

「おっ!!これが噂のイケ面彼氏!?」

お兄ちゃんは驚きながらひやかしてきた。

「うるさいっ…///」

私は顔を赤くした。
カズキさんも笑っていた。

「まず座れやっ♪」

そう言ってソファーを指差した。

「そうじゃなくてねー…
お兄ちゃん、カズキさんくらいのサイズの
服、まだある??」

「あるやっ」

そしてクローゼットを開けた……


ガラガラガラッ-----


中からは、大量のえろ本がどっさり……笑