それから、今日撮ったプリを
分けた。
「ケータイの裏にプリ貼りませんか…?」
「OK~♪浮気防止にもなるしねっ」
「ミアビ浮気しませんよ!!!」
「ミアビ可愛いからモテて
心配なんだって…」
「こんなかっこいい彼氏さんいて浮気なんて
しませんよ♪
カズキさんこそモテて心配…」
「俺こそこんな可愛い彼女いて
浮気なんてしねーよ♥」
すごく幸せだった。
「俺ミアビさえいれば生きてけるわ…」
「カズキさん……」
「ミアビいないとまじ死ぬし↓」
「それはミアビもですよ~」
「そういえば…
ゆっくりでいいから、
あの事話してくれる…?」
あの事……
それは
金曜日、あんなに嘆いて泣いた理由だよね…?
私はまた涙がこみ上げてきた。
「大丈夫」
カズキさんは私の手を握った。
…カズキさんには
話さなきゃ…。

