出会いの“キセキ”


すると、カズキさんは私の後ろにまわり
私を抱きしめながら座った。
そして私の肩に顔をのせた。

「これでも怖い?」

「大丈夫です……」
ドキドキが止まらなかった。
顔はすぐ隣にある。

時々耳に、カズキさんの吐息がかかり
本当に死にそうだった。


映画が終わると、カズキさんは私の隣に来た。
「ミアビめっちゃ可愛かった♪」

「ドキドキしすぎてやばかったですよ~」

「けど大丈夫だったっしょ?(笑)」

「はい!けど…夜とかは怖くなる……」

「そしたら電話してくれても良いよ」

「やったぁ~♪」


「ミアビ…」

カズキさんは私を抱きしめた。

「カズキさん…?……っん…」

キスをされた。この前よりも激しかった。