出会いの“キセキ”


「カズキさんもいつも以上に
かっこいいんですけどっ♥」

「ありがとう~♪
今日何回も抱きしめちゃうかも♥」

「良いですよ~(笑)」

そして、私の教科書類とバックを
自転車のかごに入れると、
私を荷台の上に乗せた。

「ちゃんとつかまっててねー」

「重ければ言ってくださいよ!?」

「嫌だね~(笑)」

そう言って自転車は走りだした。
カズキさんの腰に手を回している私は
ずっとドキドキしていた。

それに自転車のスピードは結構速くて
少し怖かった。

「ミアビ大丈夫??」

「はいっっ」


そしてすぐにイオンに着いた。

「行こっか」

「はい♪」

カズキさんは私の教科書類を自分のスクバにしまった。
私は自分のバックを持った。
そして手を繋いでイオンの中に入って行った。