それでも、先生が好きでした。






別にそれは嫌じゃなかった。


自らの意思を貫いて生きていた故の

自分の姿だから。


だけど。


今、こんな風に

みんなに囲まれているあたしは


なんて幸せなんだろうと思う。


このまま居たいとさえ思ってしまう。



「なんかあたし、もっとえりかちゃんのこと知りたいかも!」


そう言ってくれたメンバーに

涙が出そうになった。






「ごめん、なっちゃん借りていい?」




そんなあたしに当然届いた言葉に

耳を疑った。



声の主を見れば、もちろんそれは先生で


みんなは


「はいはい、貸してあげますよー!」


なんて笑いながら

あたしに手を振り

応援席の方へと帰っていく。




「え、あの、先生…?」



突然の先生の行動に首を傾げると


先生はフワリと笑って




「泣き虫」




そう言いながら

あたしの顔にタオルを被せた。






*更新中*

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※お知らせ※

9月27日〜9月30日
構成・章タイトルを変更しました。
ですが文章・内容は変わっていません。
ご了承ください。