しばらくそこでみんなと話していると
ふと、後ろから視線を感じた。
「あ!高田じゃん!」
メンバーの一人が指さす先には
愛しい彼。
「お前ら頑張ったなー!」
先生は嬉しそうな笑顔で
あたしたちに歩みよってきた。
「ほんと速かったなー」
側に来た先生は心底感心したようで
キラキラした視線を向けてくれる。
「えりかが速かったからさ!」
「そうそう!」
そんな中で
再び自分のことを持ち上げられ
思わずカッと顔が赤くなる。
「あたしだけじゃないよ!!」
慌てて否定すると
先生はあたしを見て
「よく頑張りました」
そっと
その手をあたしの頭に乗せた。
そしてボッと赤くなったあたしの顔を見て
先生がクスッと笑う。
「えりかちゃんって、照れ屋なんだねー」
周りにいたみんなは
そんなあたしを見て目を丸くしていた。
「なんか、もっとクールなイメージあったっていうか…」
「そうそう!一匹狼っていうの?」
みんなの言葉に
やっぱりそういうイメージがあったのかと
納得する。


