それでも、先生が好きでした。






「あっ!

えりかちゃん来た!」



召集場所についたあたしを出迎えたのは

同じクラスの一緒に走る女の子達。



「よかったぁ…

なかなか来ないから

なんかあったのかと思ったよ」



みんな、すごく安堵の表情をしていて


大迷惑をかけてしまったような感覚に

いたたまれなくなる。



「ごめんね

なんか全然気付かなくて…」



頭を下げて謝るあたしに

みんなは「全然いいよ!」と笑ってくれた後



「あ、でもせっかくだし


1番とれなかったら

罰ゲームにしようか?」


なんて

小悪魔のように微笑んだ。





「ば、罰ゲーム…?」



予想外の展開に

目を見開くあたしに対して



「まぁ、えりかちゃんなら大丈夫でしょ!」



どうやらみんな、乗り気な様で



「とにかく、1位とるぞ―!!!」


「「オーーー!!!」」



なんだか勝手に

話が進んでしまった。