「「「え?」」」
見事に被った
あたしと沙来と拓哉を除く
クラスみんなの声。
あたしももちろん驚いたが
みんなの驚きとは違ったよう。
なぜなら
「お…
お…
おまえら付き合ってたの!!!???」
みんなを代表したクラスの一人が
そう叫んだから。
それを機に叫び出すみんなを見て
あたしに中に生まれたのは、優越感。
だって
沙来と拓哉は
あたしに1番に
教えてくれたってことでしょ?
思わず笑顔を零していると
「盛り上がってんなー」
あたしの大好きな声が
後ろから聞こえた。
「先生!」
振り向けば
さっきまではいなかった先生がそこに居て
「お!
やっとくっついたんだ?」
拓哉に抱き着いたままの沙来を見て
ニヤリと笑う。
「え!?
知ってたの!?」
そんな先生に沙来が聞き返せば
「んなの、教師なんてみんな
誰が誰を好きかなんて分かってるけど?」
余裕たっぷりにニコりと笑う。
「「「えーーー!!!!????」」」
それを聞いて叫んだのは
またもやクラスのみんな。
今度はあたしたちも含めて。


