「やっぱりー!!」
仮説が当たったこと
そしてその内容に興奮して
大袈裟に瞳を輝かせて声をあげたあたしに
「え!?
やっぱりって気付いてたの!?」
沙来は困惑と恥じらいを見せる。
「んー?
なんていうか、直感??」
ニヤリと微笑み沙来の顔を覗き込めば
更に恥ずかしそうに俯く彼女。
そんな仕種が
沙来の魅力をさらに引き立てて
拓哉にこんな可愛い彼女がいるなんて…!
そんな、軽い嫉妬心まで芽生えそう。
だけど、今はそうじゃなくて
「ほんと、よかったね!
おめでとう!!」
ずっと片思いし続けた沙来への
祝福を口にした。
それからいろいろと聞いてわかったことは…
拓哉があたしにフラれたことを
拓哉本人から聞いた沙来。
拓哉は1年の頃からあたしを好きでいてくれたらしく
その落ち込み様は相当だったらしい。
そんな拓哉の側に沙来は寄り添い続け、
彼を支え続けた。
沙来が自分を好きでいると知ってる拓哉は
自分が他の女の事で悩んでいるのに
笑顔で側にいてくれる沙来に
次第に惹かれていったらしく
つい、最近
付き合うこととなった、ということだ。


