「だって…映画見たいのに」 「うん」 「集中したいのに」 「うん」 「こんな近くで、見る、とか…」 「ん」 「緊張しちゃうじゃない……」 「ん……」 腰を引き寄せられ、唇がくっついた。 一瞬離れて、また重なり合う。 暑くて、赤くて、うれしくて、すきすぎて。 映画どころじゃありません。 このひとはなんでこう、甘い雰囲気に持っていくのがうまいのかしら。 END