「お前が眠いならしょうがねぇよな…寝ようぜ」 「い、いっしょに?」 「いいじゃん」 「いいですけどー…」 恥ずかしいじゃないっ。 あたしは伸に背を向けて寝た。 「生き地獄だよな…」 と、つぶやいていたのを知らないまま。 「ん…」 寝心地のいいベッドから起きるととなりには伸。 あたしはうれしくて微笑んだ。