桜餅を顔面に投げつけるのと、
ちり取りに集めたゴミを顔面に投げつけるのと、
どっちも負けず劣らず酷いことじゃないのか、と思ったのだが。
ツキナは、全然お構い無し。
「そんなの酷いよ!折角作ってくれたのに!きっとその人、すぐり君と仲良くしたいと思って作ってくれたんだよ!」
「…仲良く…?」
あいつが俺と仲良くして、何になるって言うんだ。
冗談じゃない。
馬鹿にされてる気がするだけだ。
「そりゃ、食べ物無駄にしたのは悪かったと思ってるけど」
「それだけじゃありません!」
ピシャリと怒られた。
「すぐり君に歩み寄ろうという、その人の気持ちまで踏みにじったの!酷い!人間の『ぎょしょう』じゃないよ!」
「…それを言うなら、『所業』では?」
「むっ、ぬぬぬ…!人の揚げ足取ってないで、今すぐその人に謝ってきなさい!」
は?
今、何を。
「『仲良くしたいだけだったのに、失敗しちゃった』ってずっと気にしてたらどうするの?可哀想でしょ!」
いや、あいつはそういうことを気にするタイプではないだろう。
もっと無神経な、
「良いから今すぐ謝ってきなさーい!」
「いった!」
何故か尻を蹴っ飛ばされ、きゃんきゃんと喚かれた。
「謝ってこないんだったら、もう一生罰掃除だから!毎日毎日卒業まで、ずっと罰掃除なんだからね!」
「…は…!?」
卒業まで毎日って。
俺は何だ。毎日玄関掃除する業者か何か?
「早く行ってきなさい!」
「…」
拒否したら、またしてもゴミを投げつけられそうな勢い。
こんな小娘の言うことなんて、無視してしまえば良いのに。
俺は何故か、誠に不本意ながら、学院長室に向かっていた。
ちり取りに集めたゴミを顔面に投げつけるのと、
どっちも負けず劣らず酷いことじゃないのか、と思ったのだが。
ツキナは、全然お構い無し。
「そんなの酷いよ!折角作ってくれたのに!きっとその人、すぐり君と仲良くしたいと思って作ってくれたんだよ!」
「…仲良く…?」
あいつが俺と仲良くして、何になるって言うんだ。
冗談じゃない。
馬鹿にされてる気がするだけだ。
「そりゃ、食べ物無駄にしたのは悪かったと思ってるけど」
「それだけじゃありません!」
ピシャリと怒られた。
「すぐり君に歩み寄ろうという、その人の気持ちまで踏みにじったの!酷い!人間の『ぎょしょう』じゃないよ!」
「…それを言うなら、『所業』では?」
「むっ、ぬぬぬ…!人の揚げ足取ってないで、今すぐその人に謝ってきなさい!」
は?
今、何を。
「『仲良くしたいだけだったのに、失敗しちゃった』ってずっと気にしてたらどうするの?可哀想でしょ!」
いや、あいつはそういうことを気にするタイプではないだろう。
もっと無神経な、
「良いから今すぐ謝ってきなさーい!」
「いった!」
何故か尻を蹴っ飛ばされ、きゃんきゃんと喚かれた。
「謝ってこないんだったら、もう一生罰掃除だから!毎日毎日卒業まで、ずっと罰掃除なんだからね!」
「…は…!?」
卒業まで毎日って。
俺は何だ。毎日玄関掃除する業者か何か?
「早く行ってきなさい!」
「…」
拒否したら、またしてもゴミを投げつけられそうな勢い。
こんな小娘の言うことなんて、無視してしまえば良いのに。
俺は何故か、誠に不本意ながら、学院長室に向かっていた。


