神殺しのクロノスタシス3

─────…その頃、学院長室では。

「…あぅ…。すぐり君がいない…」

「…まぁ、しょうがないだろ」

昨日、あんなことがあった後じゃな。

令月だけが、一人でレポートを書いている。

すぐりはいない。

何処で何をやってるんだか。

「僕が悪いんだよね、きっと」

令月は、筆を動かしながら言った。

…まぁ、すぐりはそう思ってるんだろうが。

「心配するな、令月。お前は何も悪くない」

俺達が、焦り過ぎたのだ。

二人を仲良くさせるにも、まずは冷却期間が必要だ。

とりあえず、しばらく離しておいた方が良いだろう。

今令月に謝れって言ったって、絶対聞かないだろうし。

令月との仲直りは、まだ先になりそうだ。