ひたすら悲鳴をあげて、その辺を駆けずり回ったツキナは。
「…くすん」
玄関前に体育座りして、半泣きになっていた。
面白かった。
ちなみにその間も、俺はちゃんと掃除してたぞ。
芋虫は、自然に還してあげた。
俺は価値のない人間の命は奪うが、価値のない虫の命までは奪わない。
面白いものが見れたから、あの芋虫には感謝だ。
「すぐり君の…意地悪…。悪い子…」
「そんなに怖かった?」
「女の子は虫嫌いなの!」
そういうことはないと思うけどな。
虫が得意な女子もいるだろう。
「たかが芋虫くらいで、大袈裟だなぁ」
「大袈裟じゃないもん…。別に怖くなんかないもん…」
「へぇ?じゃあもう一回捕まえて…」
「えぇぇいやぁぁぁそれはやめてぇぇ」
「はいはい」
さすがにこれ以上は虐めないよ。
今日は。
「遊んでばっかりいないで、真面目にお掃除しなさい!」
「はーい」
こうして。
その日の放課後、俺は、半泣き少女に見守られながら。
罰掃除一日目を過ごしたのだった。
「…くすん」
玄関前に体育座りして、半泣きになっていた。
面白かった。
ちなみにその間も、俺はちゃんと掃除してたぞ。
芋虫は、自然に還してあげた。
俺は価値のない人間の命は奪うが、価値のない虫の命までは奪わない。
面白いものが見れたから、あの芋虫には感謝だ。
「すぐり君の…意地悪…。悪い子…」
「そんなに怖かった?」
「女の子は虫嫌いなの!」
そういうことはないと思うけどな。
虫が得意な女子もいるだろう。
「たかが芋虫くらいで、大袈裟だなぁ」
「大袈裟じゃないもん…。別に怖くなんかないもん…」
「へぇ?じゃあもう一回捕まえて…」
「えぇぇいやぁぁぁそれはやめてぇぇ」
「はいはい」
さすがにこれ以上は虐めないよ。
今日は。
「遊んでばっかりいないで、真面目にお掃除しなさい!」
「はーい」
こうして。
その日の放課後、俺は、半泣き少女に見守られながら。
罰掃除一日目を過ごしたのだった。


