「去年までの私ならそれで許したよ!仕方ないなぁって。でも今年の私は許しません!」
「…去年の君と、今年の君に、何の違いがあるの?」
「私は今年から、美化委員になりました!」
…。
…へー。
凄くどうでも良い情報をありがとう。
「新米とはいえ、美化委員として、掃除当番をサボるクラスメイトを許す訳にはいかないの!」
「…大変だねー…」
「そんな訳だから、すぐり君には、掃除当番を忘れた罰を受けてもらうからね!」
掃除当番を忘れた罰?
何?爪でも剥がされるの?
それくらいなら別に、
「今日から一ヶ月!毎日!放課後に校舎玄関周辺の掃除をします!」
「…」
「…何?何か不満でもあるの?」
「…重くない?」
思いの外罰掃除が重くて、ちょっとびっくりなんだけど?
そこはせめて一週間くらい…。
「重くないよ。先生も言ってたもん。『掃除当番を忘れるようなたわけ者は、一ヶ月罰掃除でもさせておけば良いんです』って」
「…それ、何先生が言ってたの?」
「イレース先生。美化委員担当はイレース先生だもん」
「成程」
あの人なら、それくらい平気で言いそうだな。
無茶ぶり。
「そんな訳だから!この二年Aクラス美化委員、ツキナ・クロストレイの名において、命じます!」
「…」
「今日から一ヶ月!校舎玄関の周りの罰掃除をすること!分かった!?」
…面倒なことになってきた。
たかが一回、掃除当番をサボったが為に。
たかが一回、されど一回。
「…ちなみにそれってさー」
「何よ?異議でもあるの?」
「異議って言うか…。それもサボったら、どうなるのかなーって…」
「掃除当番を忘れて、罰掃除をサボるような悪い子は、イレース先生に怒ってもらうんだから!」
黒焦げの刑が待っていると。
成程。掃除当番を忘れた罪は重い。
「いーい?分かった?毎日チェックしに行くからね」
「えー…」
「異論は認めません!一生懸命取り組むこと!」
…ようやく、『八千代』とのムカつく放課後学習会から解放された(と言うか、自分から放り出した)ところだったのに。
今度は、また面倒なことに巻き込まれてしまった。
いや、案外その方が良いのかもしれない。
少なくとも、『八千代』の顔は見ずに済むから。
「…去年の君と、今年の君に、何の違いがあるの?」
「私は今年から、美化委員になりました!」
…。
…へー。
凄くどうでも良い情報をありがとう。
「新米とはいえ、美化委員として、掃除当番をサボるクラスメイトを許す訳にはいかないの!」
「…大変だねー…」
「そんな訳だから、すぐり君には、掃除当番を忘れた罰を受けてもらうからね!」
掃除当番を忘れた罰?
何?爪でも剥がされるの?
それくらいなら別に、
「今日から一ヶ月!毎日!放課後に校舎玄関周辺の掃除をします!」
「…」
「…何?何か不満でもあるの?」
「…重くない?」
思いの外罰掃除が重くて、ちょっとびっくりなんだけど?
そこはせめて一週間くらい…。
「重くないよ。先生も言ってたもん。『掃除当番を忘れるようなたわけ者は、一ヶ月罰掃除でもさせておけば良いんです』って」
「…それ、何先生が言ってたの?」
「イレース先生。美化委員担当はイレース先生だもん」
「成程」
あの人なら、それくらい平気で言いそうだな。
無茶ぶり。
「そんな訳だから!この二年Aクラス美化委員、ツキナ・クロストレイの名において、命じます!」
「…」
「今日から一ヶ月!校舎玄関の周りの罰掃除をすること!分かった!?」
…面倒なことになってきた。
たかが一回、掃除当番をサボったが為に。
たかが一回、されど一回。
「…ちなみにそれってさー」
「何よ?異議でもあるの?」
「異議って言うか…。それもサボったら、どうなるのかなーって…」
「掃除当番を忘れて、罰掃除をサボるような悪い子は、イレース先生に怒ってもらうんだから!」
黒焦げの刑が待っていると。
成程。掃除当番を忘れた罪は重い。
「いーい?分かった?毎日チェックしに行くからね」
「えー…」
「異論は認めません!一生懸命取り組むこと!」
…ようやく、『八千代』とのムカつく放課後学習会から解放された(と言うか、自分から放り出した)ところだったのに。
今度は、また面倒なことに巻き込まれてしまった。
いや、案外その方が良いのかもしれない。
少なくとも、『八千代』の顔は見ずに済むから。


