「…?」
ベリクリーデは、ぽやんとしてベッドに腰掛けていた。
…?
とりあえず、力を暴走させてはいないようだが。
「お前…ベリクリーデ、か?」
俺は、杖を向けて尋ねた。
もう「入れ替わって」いるのか。それとも、まだベリクリーデのままなのか。
既に聖なる神が、ベリクリーデの身体を乗っ取っているのだとしたら。
本格的に、俺の命運はここで尽きそうだな。
「?ベリクリーデだよ?」
きょとんとして、彼女は答えたが。
俺はその言葉を信用しなかった。
聖なる神が、俺達の油断を誘って演技している可能性だってあるのだから。
…ん?
いや、でも…聖なる神は、自分に反旗を翻した、シルナ・エインリーの仲間である俺達を許さないはず。
決して、俺を忘れてはいないはずだ。
例え演技するつもりだとしたって、俺を見たら、すぐさま襲い掛かるのでは?
いや、そもそも。
聖なる神ともあろう者が、演技なんて小細工をするのか…?
と、いうことは。
「まだ…ベリクリーデ、なんだな?」
「…??ベリクリーデだよ」
そ…それは何より。
どうやら、まだ「入れ替わって」はいないようだ。
なら、望みはある。
「それよりジュリス、何で私に杖を向けて…。…あ」
「あ?」
「…うっ」
「!?」
ベリクリーデは、いきなり胸を押さえた。
…!やっぱり聖なる神が、ベリクリーデの中で暴れ出して…!
「血が…血が騒ぐ…!私の秘めた聖なる力が…!」
「堪えろ、ベリクリーデ…!すぐに学院長達が来る。それまで自我を保つんだ!」
「ふぇ?学院長…?」
「は?」
…何だ?
俺、何かおかしなこと言った?
ベリクリーデは、ぽやんとしてベッドに腰掛けていた。
…?
とりあえず、力を暴走させてはいないようだが。
「お前…ベリクリーデ、か?」
俺は、杖を向けて尋ねた。
もう「入れ替わって」いるのか。それとも、まだベリクリーデのままなのか。
既に聖なる神が、ベリクリーデの身体を乗っ取っているのだとしたら。
本格的に、俺の命運はここで尽きそうだな。
「?ベリクリーデだよ?」
きょとんとして、彼女は答えたが。
俺はその言葉を信用しなかった。
聖なる神が、俺達の油断を誘って演技している可能性だってあるのだから。
…ん?
いや、でも…聖なる神は、自分に反旗を翻した、シルナ・エインリーの仲間である俺達を許さないはず。
決して、俺を忘れてはいないはずだ。
例え演技するつもりだとしたって、俺を見たら、すぐさま襲い掛かるのでは?
いや、そもそも。
聖なる神ともあろう者が、演技なんて小細工をするのか…?
と、いうことは。
「まだ…ベリクリーデ、なんだな?」
「…??ベリクリーデだよ」
そ…それは何より。
どうやら、まだ「入れ替わって」はいないようだ。
なら、望みはある。
「それよりジュリス、何で私に杖を向けて…。…あ」
「あ?」
「…うっ」
「!?」
ベリクリーデは、いきなり胸を押さえた。
…!やっぱり聖なる神が、ベリクリーデの中で暴れ出して…!
「血が…血が騒ぐ…!私の秘めた聖なる力が…!」
「堪えろ、ベリクリーデ…!すぐに学院長達が来る。それまで自我を保つんだ!」
「ふぇ?学院長…?」
「は?」
…何だ?
俺、何かおかしなこと言った?


