で、ようやく魔導隊舎の裏庭が、もとの体裁を取り戻し。
危うく火に炙られるところだった、可哀想な犬達の命も救い。
最後にようやく、ベリクリーデに取り掛かる。
本当は、この時点でベリクリーデは無視して帰っても良かったのだが。
放っておくと、再び同じことをしでかしかねないので。
結局は、助けない訳にはいかないのだ。
こいつ、もうそれを分かっててやってんじゃないのかなって。
「…ベリクリーデ。何をやってる?」
「ジュリス〜。助けて〜」
じたばた、と暴れるベリクリーデ。
何やら、黒いシートのようなものに巻き取られ、絡まり合っている。
どうやったら、こんなことになるんだ。
何がやりたかったんだ、お前は。
とにかく。
「助けるから、暴れんな」
「あう〜」
「動くなって、ほら。じっとしてろ」
俺は、全身に絡まっていた重いシートから、ベリクリーデを引き離した。
言うは易しだが、引き離すのに、10分はかかった。
全身に巻き付いているだけではなく、服に金具のようなものが引っ掛かってたりして、なかなか取れなかったのだ。
無理に引っ張ったら、ベリクリーデが怪我しかねんし。
しかもこれ、シートが結構重くて、かなりの重労働。
何で、俺がこんなことを。
つーか何やってんだ、俺。
そもそもベリクリーデが何やってんだ。
そんな自問自答を、頭の中で50回は繰り返し。
ようやく、シートとベリクリーデの分離に成功した。
危うく火に炙られるところだった、可哀想な犬達の命も救い。
最後にようやく、ベリクリーデに取り掛かる。
本当は、この時点でベリクリーデは無視して帰っても良かったのだが。
放っておくと、再び同じことをしでかしかねないので。
結局は、助けない訳にはいかないのだ。
こいつ、もうそれを分かっててやってんじゃないのかなって。
「…ベリクリーデ。何をやってる?」
「ジュリス〜。助けて〜」
じたばた、と暴れるベリクリーデ。
何やら、黒いシートのようなものに巻き取られ、絡まり合っている。
どうやったら、こんなことになるんだ。
何がやりたかったんだ、お前は。
とにかく。
「助けるから、暴れんな」
「あう〜」
「動くなって、ほら。じっとしてろ」
俺は、全身に絡まっていた重いシートから、ベリクリーデを引き離した。
言うは易しだが、引き離すのに、10分はかかった。
全身に巻き付いているだけではなく、服に金具のようなものが引っ掛かってたりして、なかなか取れなかったのだ。
無理に引っ張ったら、ベリクリーデが怪我しかねんし。
しかもこれ、シートが結構重くて、かなりの重労働。
何で、俺がこんなことを。
つーか何やってんだ、俺。
そもそもベリクリーデが何やってんだ。
そんな自問自答を、頭の中で50回は繰り返し。
ようやく、シートとベリクリーデの分離に成功した。


