とりあえず。
ちょっと頭がクールになったので。
まず、第一にすべきことが閃いた。
「ほら、逃げろ」
俺はまず、ロープに繋がれていた野良犬三匹を、市街地に逃してやることにした。
ほら、動物を勝手に縛ったりとかしてると、動物愛護団体的なところがさ、黙ってないかと思って。
しかし、ベリクリーデは。
「あぁぁ〜!ジュリス酷い〜」
何やら宣っていた。
「何が酷いんだよ」
「折角、街中探して、追いかけ回して捕まえた獲物だったのに」
お前の方が、百倍は酷いじゃないかよ。
何をやってるんだよ。
野良犬が可哀想だろ。あいつらだって生きてるんだぞ。
しかも獲物って。お前、やっぱりあの三匹を食べるつもりだったのか。
野良犬を焼こうとしてる、って言ってたもんな。
危ないところだった。マジで、動物愛護団体的なところが動き出すところだった。
…で、次にするべきことは。
「ジュリス助けて〜」
黒いシートに埋もれて、もがもが藻掻いているベリクリーデを救出する…、
…ことではなく。
「どうするんだよ、この穴…」
地面に空いた、二つの巨大な穴。
こちらを何とかする為に、俺は杖を取り出した。
こいつ、穴を掘る際に、火力に物を言わせて土を蒸発させてしまっている。
故に、埋め戻そうにも、埋め戻す為の土がない。
ならば、仕方がない。
「droung」
俺は魔法を使って、穴を最低限まで修復することにした。
具体的に言えば、他のところから少しずつ土を持ってきて、穴に埋めていく。
皮膚移植みたいなものだ。
10分程度魔法をかけ続けて、ようやく。
何とか、穴は塞がった。
まだ地面が歪だが、少なくとも、巨大な穴の中に滑り落ち、怪我をする人間はいなくなったことだろう。
久々に、かなり特殊な魔法を使ったので、神経も魔力も消費する、大変な仕事だったが。
何とかやり遂げた。
それなのに、ベリクリーデは。
「あ〜!折角開けたのに〜。酷い〜」
文句垂れていた。
無視しておいた。
何が酷いだ。酷いのはお前の奇行だろ。
ちょっと頭がクールになったので。
まず、第一にすべきことが閃いた。
「ほら、逃げろ」
俺はまず、ロープに繋がれていた野良犬三匹を、市街地に逃してやることにした。
ほら、動物を勝手に縛ったりとかしてると、動物愛護団体的なところがさ、黙ってないかと思って。
しかし、ベリクリーデは。
「あぁぁ〜!ジュリス酷い〜」
何やら宣っていた。
「何が酷いんだよ」
「折角、街中探して、追いかけ回して捕まえた獲物だったのに」
お前の方が、百倍は酷いじゃないかよ。
何をやってるんだよ。
野良犬が可哀想だろ。あいつらだって生きてるんだぞ。
しかも獲物って。お前、やっぱりあの三匹を食べるつもりだったのか。
野良犬を焼こうとしてる、って言ってたもんな。
危ないところだった。マジで、動物愛護団体的なところが動き出すところだった。
…で、次にするべきことは。
「ジュリス助けて〜」
黒いシートに埋もれて、もがもが藻掻いているベリクリーデを救出する…、
…ことではなく。
「どうするんだよ、この穴…」
地面に空いた、二つの巨大な穴。
こちらを何とかする為に、俺は杖を取り出した。
こいつ、穴を掘る際に、火力に物を言わせて土を蒸発させてしまっている。
故に、埋め戻そうにも、埋め戻す為の土がない。
ならば、仕方がない。
「droung」
俺は魔法を使って、穴を最低限まで修復することにした。
具体的に言えば、他のところから少しずつ土を持ってきて、穴に埋めていく。
皮膚移植みたいなものだ。
10分程度魔法をかけ続けて、ようやく。
何とか、穴は塞がった。
まだ地面が歪だが、少なくとも、巨大な穴の中に滑り落ち、怪我をする人間はいなくなったことだろう。
久々に、かなり特殊な魔法を使ったので、神経も魔力も消費する、大変な仕事だったが。
何とかやり遂げた。
それなのに、ベリクリーデは。
「あ〜!折角開けたのに〜。酷い〜」
文句垂れていた。
無視しておいた。
何が酷いだ。酷いのはお前の奇行だろ。


