さて、化粧を落としたら。
「次は髪だな」
「髪?」
「お前、その頭。どうやってそんなくしゃくしゃにしたんだ?」
山姥みたいになってるぞ。
いつもの、ただの寝癖じゃないだろ。
どうせ、そのろくでもない本に感化されて、変なものに手を出したのだ。
「これ使ったの。面白い形でしょ?これね、名前も面白いんだよ。こてんって言うの」
「コテな、コテ」
やっぱり、そんなものに手を出して。
お前みたいな、不器用世界代表みたいな奴が、初見で使うものではない。
「本に書いてあったの。こてん、で髪をくるくるしたら可愛いって」
「そうだな。上手に巻けてたら、可愛かっただろうな」
でもお前、超下手くそだから。
ぐっしゃぐしゃの、ボッサボサになってる。
これを何とかするには…。
「ちょっと、それ貸してみろ」
俺は、ベリクリーデのコテを借り。
彼女の髪を、綺麗に巻き直すことにした。
何でそんなことが出来るのか、って?
長生きしてると、意外なことでも上手くなる機会があるもんなんだよ。
およそ15分ほどで、ベリクリーデの髪は、くるくると綺麗に巻かれた。
「ほら、出来たぞ」
「わー。ジュリスすごーい。髪くるんくるんだ」
いつもは、ストレート…って言うか、寝癖つきっぱなしだからな。
たまには、イメチェンって奴だな。
「くるんくるんだ〜」
「あ、おいあんまり触んなよ。パーマ当ててる訳じゃないんだから」
熱で固めてるだけだからな。しっかりめに巻いてはいるが、あんまり触るともとに戻ってしまう。
「凄いね〜、ジュリス」
「…」
俺は、雑多なコスメポーチを見下ろした。
…折角揃えたのに、こんな酷い使われ方をして、しかもその後お蔵入り、ってのは…。
あまりにも、気の毒。
それに、折角髪も綺麗に整えたんだし…。
…乗りかかった船だ、しょうがない。
「…ジュリス?」
「…ちょっと、じっとしてろ」
俺は、コスメポーチの中から、下地クリームのチューブを取り出した。
まぁ、昔取った杵柄。
長生きしてりゃ、色んなことに精通するもんだ。
「次は髪だな」
「髪?」
「お前、その頭。どうやってそんなくしゃくしゃにしたんだ?」
山姥みたいになってるぞ。
いつもの、ただの寝癖じゃないだろ。
どうせ、そのろくでもない本に感化されて、変なものに手を出したのだ。
「これ使ったの。面白い形でしょ?これね、名前も面白いんだよ。こてんって言うの」
「コテな、コテ」
やっぱり、そんなものに手を出して。
お前みたいな、不器用世界代表みたいな奴が、初見で使うものではない。
「本に書いてあったの。こてん、で髪をくるくるしたら可愛いって」
「そうだな。上手に巻けてたら、可愛かっただろうな」
でもお前、超下手くそだから。
ぐっしゃぐしゃの、ボッサボサになってる。
これを何とかするには…。
「ちょっと、それ貸してみろ」
俺は、ベリクリーデのコテを借り。
彼女の髪を、綺麗に巻き直すことにした。
何でそんなことが出来るのか、って?
長生きしてると、意外なことでも上手くなる機会があるもんなんだよ。
およそ15分ほどで、ベリクリーデの髪は、くるくると綺麗に巻かれた。
「ほら、出来たぞ」
「わー。ジュリスすごーい。髪くるんくるんだ」
いつもは、ストレート…って言うか、寝癖つきっぱなしだからな。
たまには、イメチェンって奴だな。
「くるんくるんだ〜」
「あ、おいあんまり触んなよ。パーマ当ててる訳じゃないんだから」
熱で固めてるだけだからな。しっかりめに巻いてはいるが、あんまり触るともとに戻ってしまう。
「凄いね〜、ジュリス」
「…」
俺は、雑多なコスメポーチを見下ろした。
…折角揃えたのに、こんな酷い使われ方をして、しかもその後お蔵入り、ってのは…。
あまりにも、気の毒。
それに、折角髪も綺麗に整えたんだし…。
…乗りかかった船だ、しょうがない。
「…ジュリス?」
「…ちょっと、じっとしてろ」
俺は、コスメポーチの中から、下地クリームのチューブを取り出した。
まぁ、昔取った杵柄。
長生きしてりゃ、色んなことに精通するもんだ。


