「本の通りにしたら、何人も成功したのに…。何でジュリスは駄目なんだろう…」
安心しろ。
誰一人、成功者はいない。
こんな奇天烈な格好で松ぼっくりを渡されて、告白された側もびっくりしただろうな。
後で、俺が責任持って謝罪して回るよ。
もしかしたら、本気にしてしまった人もいるかもしれないし。
「…とりあえず、ベリクリーデ」
「何だろう…。何が悪かったんだろう…」
全部だよ。
とにかく、タネが分かってしまったら、安心した。
その上で、俺は責任を持って、ベリクリーデの色んな間違いを修正しなければならない。
間接的とはいえ、事の発端を作り出してしまったのは、俺だからな。
「まず、背中のチャックを締めろ」
一番気になっていたところを、直すことにした。
「だって、背中に手が回らないんだもん」
そうだと思ったよ。
俺はベリクリーデの後ろに回り、チャックを締めてやった。
ついでに。
「お前、蝶々結びのやり方知らないのか?」
「蝶々を縛るの!?」
「あぁ知らないんだな、はいはい」
生きてる蝶々縛り付ける訳じゃないからな、なんか勘違いしてるみたいだが。
俺は、固結びにされたリボンをほどき。
改めて、腰の辺りで綺麗にリボンを蝶々結びにした。
次に。
「その、みっともないパニエを外せ」
「ぱにえ?」
「スカートの中に入れてるだろ」
「え?これのこと?」
「馬鹿、スカートを捲るな!」
思いもよらず、際どいところが見えてしまったじゃないか。
慌てて目を逸らし、見なかったことにする。
「でもこれ外したら、『スカートのふんわり感』?がなくなっちゃうよ」
「なくても良い、そんなもんは。脱げ」
「分かった」
俺の前で脱ぐなよ、と言いたいところだが。
注意する前に、既に脱ぎ始めていたので。
俺は、ベリクリーデに背を向け、目を逸らすことで対処し、
ようとしたのだが。
ドタタッ、と転ぶような音がして、俺は反射的に振り返った。
すると、そこには。
脱ぎかけたパニエが足首に引っ掛かり、スカートが腰まで捲れ上がって、そりゃあもうあられもない格好を晒して、すっ転んだベリクリーデの姿。
見ないようにしようとか、もうそういう配慮、全部吹っ飛んだ。
下着丸見え。
「おまっ、ばっ…何やってんだ!?」
と、聞いたはものの、何があったのかは、一目瞭然。
慣れない、高過ぎるハイヒールのせいで、立ち上がった瞬間すっ転んだのだ。
ぬかった。先に、あのハイヒールを脱がせるべきだった。
「…痛かった…」
そうだろうよ。
「ベリクリーデ、ハイヒールを脱げ」
「でも、モテ女になれない」
「…スカート捲れて、パンツまで見せてる奴が、モテ女も糞もないだろ…」
まずスカートを直せよ。パンツ丸出しで靴を脱ごうとするな。
順序がおかしいだろ。
安心しろ。
誰一人、成功者はいない。
こんな奇天烈な格好で松ぼっくりを渡されて、告白された側もびっくりしただろうな。
後で、俺が責任持って謝罪して回るよ。
もしかしたら、本気にしてしまった人もいるかもしれないし。
「…とりあえず、ベリクリーデ」
「何だろう…。何が悪かったんだろう…」
全部だよ。
とにかく、タネが分かってしまったら、安心した。
その上で、俺は責任を持って、ベリクリーデの色んな間違いを修正しなければならない。
間接的とはいえ、事の発端を作り出してしまったのは、俺だからな。
「まず、背中のチャックを締めろ」
一番気になっていたところを、直すことにした。
「だって、背中に手が回らないんだもん」
そうだと思ったよ。
俺はベリクリーデの後ろに回り、チャックを締めてやった。
ついでに。
「お前、蝶々結びのやり方知らないのか?」
「蝶々を縛るの!?」
「あぁ知らないんだな、はいはい」
生きてる蝶々縛り付ける訳じゃないからな、なんか勘違いしてるみたいだが。
俺は、固結びにされたリボンをほどき。
改めて、腰の辺りで綺麗にリボンを蝶々結びにした。
次に。
「その、みっともないパニエを外せ」
「ぱにえ?」
「スカートの中に入れてるだろ」
「え?これのこと?」
「馬鹿、スカートを捲るな!」
思いもよらず、際どいところが見えてしまったじゃないか。
慌てて目を逸らし、見なかったことにする。
「でもこれ外したら、『スカートのふんわり感』?がなくなっちゃうよ」
「なくても良い、そんなもんは。脱げ」
「分かった」
俺の前で脱ぐなよ、と言いたいところだが。
注意する前に、既に脱ぎ始めていたので。
俺は、ベリクリーデに背を向け、目を逸らすことで対処し、
ようとしたのだが。
ドタタッ、と転ぶような音がして、俺は反射的に振り返った。
すると、そこには。
脱ぎかけたパニエが足首に引っ掛かり、スカートが腰まで捲れ上がって、そりゃあもうあられもない格好を晒して、すっ転んだベリクリーデの姿。
見ないようにしようとか、もうそういう配慮、全部吹っ飛んだ。
下着丸見え。
「おまっ、ばっ…何やってんだ!?」
と、聞いたはものの、何があったのかは、一目瞭然。
慣れない、高過ぎるハイヒールのせいで、立ち上がった瞬間すっ転んだのだ。
ぬかった。先に、あのハイヒールを脱がせるべきだった。
「…痛かった…」
そうだろうよ。
「ベリクリーデ、ハイヒールを脱げ」
「でも、モテ女になれない」
「…スカート捲れて、パンツまで見せてる奴が、モテ女も糞もないだろ…」
まずスカートを直せよ。パンツ丸出しで靴を脱ごうとするな。
順序がおかしいだろ。


