散々、血を抜かれた後。
「さぁ、起きてくださいませ」
何度、その「作業」が繰り返されたのか。
私は、お姉さんの手を借りながらよろよろと起き上がった。
…頭が痛い。
ついでに、頭がふらふらする。
足元のおぞましいたらいを見ると、大量の血が溜まっていた。
あれ、全部私の血だ。
「穢れた」私の血。
あれが穢れてるの?普通の血じゃないの?
私は何で、こんなところで、こんなことをやらされてるんだっけ?
…そうだ。任務だ。任務の為なんだった。
ちゃんとここで生き神様の役割をこなして、女王様の特命をきちんとこなして。
そして、ジュリスのもとに帰るのだ。
…ジュリス。
ジュリス、今頃何してるんだろう。
私がこんな目に遭ってると知ってるだろうか。
ぼんやりと、そんなことを考えていると。
「さぁ、生き神様。次は滝行でございます」
…。
…この人、今何か言った?
頭がぼんやりして、何も聞こえてこなかった。
「…何?」
「滝行。谷の奥に流れる聖なる滝に打たれ、心身共に穢れを落として頂くのです」
…また穢れ。
私は、そんなに汚いものなのだろうか?
…とはいえ。
延々と血を抜かれるよりは、水に打たれた方がマシか。
「うん…。分かったから、もうちょっと休ませて…」
身体から限界まで血を抜かれて、物凄くしんどい。
滝にでも銃にでも打たれるから、それは後にして欲しい。
しかし。
「いけません、生き神様。急がなければ、聖なる時間が終わってしまいます」
あぁ…。
夜にならないと、この修行は出来ないんだっけ…?
「さぁ、急いで。これも心身共に穢れを取り払い、神聖なる生き神様に戻る為の試練なのですよ」
…試練…。
…そっか。そうだよね。
私いっつも、適当なことばっかりやって。
その尻ぬぐいを、ジュリスにさせてきたんだもんね。
だから今回は、私が一人で、ちゃんとしなきゃならないのだ。
その為の…試練。
「…分かった」
私は、のろのろと起き、そして立ち上がった。
ずっしりと重い衣装のせいで、倒れそうになるのを必死に堪える。
頑張らなきゃ。ちゃんと耐えなきゃ。
こんな苦労、ジュリスが今まで味わってきたものに比べれば、なんてことないんだから。
「さぁ、起きてくださいませ」
何度、その「作業」が繰り返されたのか。
私は、お姉さんの手を借りながらよろよろと起き上がった。
…頭が痛い。
ついでに、頭がふらふらする。
足元のおぞましいたらいを見ると、大量の血が溜まっていた。
あれ、全部私の血だ。
「穢れた」私の血。
あれが穢れてるの?普通の血じゃないの?
私は何で、こんなところで、こんなことをやらされてるんだっけ?
…そうだ。任務だ。任務の為なんだった。
ちゃんとここで生き神様の役割をこなして、女王様の特命をきちんとこなして。
そして、ジュリスのもとに帰るのだ。
…ジュリス。
ジュリス、今頃何してるんだろう。
私がこんな目に遭ってると知ってるだろうか。
ぼんやりと、そんなことを考えていると。
「さぁ、生き神様。次は滝行でございます」
…。
…この人、今何か言った?
頭がぼんやりして、何も聞こえてこなかった。
「…何?」
「滝行。谷の奥に流れる聖なる滝に打たれ、心身共に穢れを落として頂くのです」
…また穢れ。
私は、そんなに汚いものなのだろうか?
…とはいえ。
延々と血を抜かれるよりは、水に打たれた方がマシか。
「うん…。分かったから、もうちょっと休ませて…」
身体から限界まで血を抜かれて、物凄くしんどい。
滝にでも銃にでも打たれるから、それは後にして欲しい。
しかし。
「いけません、生き神様。急がなければ、聖なる時間が終わってしまいます」
あぁ…。
夜にならないと、この修行は出来ないんだっけ…?
「さぁ、急いで。これも心身共に穢れを取り払い、神聖なる生き神様に戻る為の試練なのですよ」
…試練…。
…そっか。そうだよね。
私いっつも、適当なことばっかりやって。
その尻ぬぐいを、ジュリスにさせてきたんだもんね。
だから今回は、私が一人で、ちゃんとしなきゃならないのだ。
その為の…試練。
「…分かった」
私は、のろのろと起き、そして立ち上がった。
ずっしりと重い衣装のせいで、倒れそうになるのを必死に堪える。
頑張らなきゃ。ちゃんと耐えなきゃ。
こんな苦労、ジュリスが今まで味わってきたものに比べれば、なんてことないんだから。


