「キュレムじゃないか…。おはようさん」
「おはよ!何してんのこんな朝早くに?」
「あ、いや。ベリクリーデを起こしに行こうと思ってな」
とはいえ、よくよく考えてみたら、まだ早過ぎたか。
夜遅くに訪ねるのも迷惑だが、同じくらい、朝早くに訪ねるのも迷惑だよな。
早く謝ってスッキリしたいが為に、さっさと出てきてしまった。
で。
「お前は何をしてるんだ?」
「ルイーシュ見なかった?」
ルイーシュ?
ルイーシュと言ったら、言わずもがな、キュレムの相棒だ。
「いや、見てないが…」
「そうか…。はぁ…」
キュレムの、この呆れ顔。
「いやさぁ、今日午前から任務なもんで」
俺とベリクリーデは、今日は休みをもらったが。
キュレムとルイーシュは、任務があるのか。
「逃げないようにとっ捕まえとこうと思ったら、もう既にいねぇの!何なのあいつ?マジ何処消えた訳?」
…また脱走か。
「苦労してんな、キュレム…」
「全くだよ。労ってくれよ!その辺に隠れてるならまだしも、たまに、自分の作った異空間に逃げ込んでるときあるからな」
探しようがない奴だな。
あいつの空間魔法で逃げられたら、俺達は探す方法がない。
エリュティアに協力を求めない限りは。
「あー、もうマジで何処行ったんだよくそぉぉぉぉ」
…気の毒。
「お互い、相棒には苦労してるな」
「確かに…。でも、そっちはまだ良いじゃん。ベリクリーデ脱走しないし、素直だし、脱走しないし」
脱走しないのは重要なポイントなんだな。
まぁ、ベリクリーデは、任務が嫌だからって逃げたりはしないから。
そこは良いところだな。
「…なぁ、キュレム」
ふと、俺は。
相棒というものを長く持っている先輩に、聞いてみたいことが思い浮かんだ。
俺は、大抵ずっと一人で行動してきたからな。
相棒を持つという感覚が、よく分からない。
その点、キュレムとルイーシュは、俺より遥かに年下ながら。
相棒歴は、俺とベリクリーデよりずっと長い。
「ん?何?」
「相棒がそんな厄介だと…たまに、こう、もうこんな奴の相棒やめてやる!って思うことないか?」
「…」
驚いた顔のキュレム。
しばしの沈黙の後。
「…何?ジュリス、もうベリクリーデに愛想尽かしてんの?」
ずっこけるかと思った。
「おはよ!何してんのこんな朝早くに?」
「あ、いや。ベリクリーデを起こしに行こうと思ってな」
とはいえ、よくよく考えてみたら、まだ早過ぎたか。
夜遅くに訪ねるのも迷惑だが、同じくらい、朝早くに訪ねるのも迷惑だよな。
早く謝ってスッキリしたいが為に、さっさと出てきてしまった。
で。
「お前は何をしてるんだ?」
「ルイーシュ見なかった?」
ルイーシュ?
ルイーシュと言ったら、言わずもがな、キュレムの相棒だ。
「いや、見てないが…」
「そうか…。はぁ…」
キュレムの、この呆れ顔。
「いやさぁ、今日午前から任務なもんで」
俺とベリクリーデは、今日は休みをもらったが。
キュレムとルイーシュは、任務があるのか。
「逃げないようにとっ捕まえとこうと思ったら、もう既にいねぇの!何なのあいつ?マジ何処消えた訳?」
…また脱走か。
「苦労してんな、キュレム…」
「全くだよ。労ってくれよ!その辺に隠れてるならまだしも、たまに、自分の作った異空間に逃げ込んでるときあるからな」
探しようがない奴だな。
あいつの空間魔法で逃げられたら、俺達は探す方法がない。
エリュティアに協力を求めない限りは。
「あー、もうマジで何処行ったんだよくそぉぉぉぉ」
…気の毒。
「お互い、相棒には苦労してるな」
「確かに…。でも、そっちはまだ良いじゃん。ベリクリーデ脱走しないし、素直だし、脱走しないし」
脱走しないのは重要なポイントなんだな。
まぁ、ベリクリーデは、任務が嫌だからって逃げたりはしないから。
そこは良いところだな。
「…なぁ、キュレム」
ふと、俺は。
相棒というものを長く持っている先輩に、聞いてみたいことが思い浮かんだ。
俺は、大抵ずっと一人で行動してきたからな。
相棒を持つという感覚が、よく分からない。
その点、キュレムとルイーシュは、俺より遥かに年下ながら。
相棒歴は、俺とベリクリーデよりずっと長い。
「ん?何?」
「相棒がそんな厄介だと…たまに、こう、もうこんな奴の相棒やめてやる!って思うことないか?」
「…」
驚いた顔のキュレム。
しばしの沈黙の後。
「…何?ジュリス、もうベリクリーデに愛想尽かしてんの?」
ずっこけるかと思った。


