「それから?それから何を入れた?」
「もう他には何も入れてないよ。湯煎したの」
なんか、また不穏なワードが出てきた。
チョコ作りの基本だよな、湯煎。
初心者は、ちょっと難しくて「?」ってなる工程。
慣れたら、大したことないんだけどな。
で、ベリクリーデは湯煎に成功したのだろうか。
「湯煎は、ちゃんと出来たか?」
「うん。簡単だったよ」
ほう、簡単とまで言うか。
まぁ夏場だし、熱湯じゃなくても自然と柔らかくな、
「ちゃんと、熱湯の中に入れて、よーく混ぜたよ」
やっぱり馬鹿の発想だった。
そうだな。
この時点で既に人間の食べ物じゃないのに、都合よく湯煎だけ成功する訳がない。
初心者あるあるみたいな間違いしてる。
大抵の常識人には分かってると思うが。
湯煎って、お湯の中にチョコレートぶち込むことじゃないから。
お湯に浮かべたボウルの中で、お湯の熱を利用して溶かすことであって…。
あぁ、もう良い。
とにかく、ベリクリーデが全く湯煎の意味を分かっていなかったことは、充分理解した。
「そしたら、何だか水っぽくなっちゃって」
そりゃそうだろうな。
何せ、消し炭を熱湯の中にぶち込んで、かき混ぜただけだろ?
想像だにしたくない、消し炭牛乳スープの完成だ。
食事中の人、ごめんな。吐き気を催したよな。
悪いのは俺じゃなくて、ベリクリーデだから。
恨むなら、ベリクリーデを恨んでくれ。
「男の人はお肉好きだって言うから、お肉入れて混ぜたら固まるかなと思って、ステーキ肉入れた」
勿論ナマだろうな。
成程、肉の焦げる匂いの原因はそれか。
「でも、生モノはそのまま食べたら良くないから、火が通るまで炎魔法で燃やして」
「…」
「最後は冷やして固める、って書いてあったから、氷魔法で凍らせたの」
「…」
「それから常温に戻す為に、また炎魔法で燃やして」
「…」
「ろうそく差して、出来上がり」
…以上。
ベリクリーデの、殺人的3分クッキングでした。
「もう他には何も入れてないよ。湯煎したの」
なんか、また不穏なワードが出てきた。
チョコ作りの基本だよな、湯煎。
初心者は、ちょっと難しくて「?」ってなる工程。
慣れたら、大したことないんだけどな。
で、ベリクリーデは湯煎に成功したのだろうか。
「湯煎は、ちゃんと出来たか?」
「うん。簡単だったよ」
ほう、簡単とまで言うか。
まぁ夏場だし、熱湯じゃなくても自然と柔らかくな、
「ちゃんと、熱湯の中に入れて、よーく混ぜたよ」
やっぱり馬鹿の発想だった。
そうだな。
この時点で既に人間の食べ物じゃないのに、都合よく湯煎だけ成功する訳がない。
初心者あるあるみたいな間違いしてる。
大抵の常識人には分かってると思うが。
湯煎って、お湯の中にチョコレートぶち込むことじゃないから。
お湯に浮かべたボウルの中で、お湯の熱を利用して溶かすことであって…。
あぁ、もう良い。
とにかく、ベリクリーデが全く湯煎の意味を分かっていなかったことは、充分理解した。
「そしたら、何だか水っぽくなっちゃって」
そりゃそうだろうな。
何せ、消し炭を熱湯の中にぶち込んで、かき混ぜただけだろ?
想像だにしたくない、消し炭牛乳スープの完成だ。
食事中の人、ごめんな。吐き気を催したよな。
悪いのは俺じゃなくて、ベリクリーデだから。
恨むなら、ベリクリーデを恨んでくれ。
「男の人はお肉好きだって言うから、お肉入れて混ぜたら固まるかなと思って、ステーキ肉入れた」
勿論ナマだろうな。
成程、肉の焦げる匂いの原因はそれか。
「でも、生モノはそのまま食べたら良くないから、火が通るまで炎魔法で燃やして」
「…」
「最後は冷やして固める、って書いてあったから、氷魔法で凍らせたの」
「…」
「それから常温に戻す為に、また炎魔法で燃やして」
「…」
「ろうそく差して、出来上がり」
…以上。
ベリクリーデの、殺人的3分クッキングでした。


