「…実は、この計画には、重大な壁がある」
「ぶふっ」
暗い顔で言うシルナの心を、真っ先に読んだナジュが、噴き出していた。
何だよ。なんか笑えることなのか?
シルナ、めっちゃ沈んだ顔してるが。
「何ですか。別に何の問題もないでしょう。買ってくるだけじゃないですか」
「…それが出来ないの」
「…?」
出来ない?
出来ないって、どういう…。
「皆が私のお財布を空っぽにしちゃったから、用意が出来ないの!募金!募金を募ります!」
シルナが、やけっぱちになって叫んだ。
…あー…。
「何だ、そんなことですか…」
「そんなこと!?大事なことだよ!どうするの私のお小遣い!来月のチョコ買えないよもう!」
イレースは呆れ。
「…ふふっ」
「天音君!?ちょっと、君まで笑うの!?君は味方だと思ってたのに!」
「す、済みません」
天音も、思わず噴き出し。
「自業自得って奴ですよね。いやぁ焼肉美味しかったなぁ〜」
「うわぁぁぁんナジュ君が虐める〜っ!!」
ナジュは、容赦なくトラウマを想起させる。
…やれやれ。
「分かった分かった。出してやるよ」
シルナの為、だけではなく。
元暗殺者二人組の為だからな。
「羽久…ありがとう…」
そんな涙目になって言うことか?
「まぁ、そのくらいなら必要経費でしょう」
財布の紐が堅いことで定評のあるイレースも、今回ばかりは出費を許可。
「僕も、必要なら…」
天音は元々優しいので、募金に賛成。
「僕も元々優しいので、融資してあげますよ」
「…ナジュ…」
散々シルナを陰湿にイビっておきながら、自分を優しいと?
どの口が言ってんだ、って感じだが。
とにかく、これで資金集めは済んだな。
あとは品物を買いに行くだけ。
この季節だから、何処にでも売っているだろう。
買い出しが済んだら、あとは。
夜になるのを待って、令月とすぐりを呼び出すだけだ。
「ぶふっ」
暗い顔で言うシルナの心を、真っ先に読んだナジュが、噴き出していた。
何だよ。なんか笑えることなのか?
シルナ、めっちゃ沈んだ顔してるが。
「何ですか。別に何の問題もないでしょう。買ってくるだけじゃないですか」
「…それが出来ないの」
「…?」
出来ない?
出来ないって、どういう…。
「皆が私のお財布を空っぽにしちゃったから、用意が出来ないの!募金!募金を募ります!」
シルナが、やけっぱちになって叫んだ。
…あー…。
「何だ、そんなことですか…」
「そんなこと!?大事なことだよ!どうするの私のお小遣い!来月のチョコ買えないよもう!」
イレースは呆れ。
「…ふふっ」
「天音君!?ちょっと、君まで笑うの!?君は味方だと思ってたのに!」
「す、済みません」
天音も、思わず噴き出し。
「自業自得って奴ですよね。いやぁ焼肉美味しかったなぁ〜」
「うわぁぁぁんナジュ君が虐める〜っ!!」
ナジュは、容赦なくトラウマを想起させる。
…やれやれ。
「分かった分かった。出してやるよ」
シルナの為、だけではなく。
元暗殺者二人組の為だからな。
「羽久…ありがとう…」
そんな涙目になって言うことか?
「まぁ、そのくらいなら必要経費でしょう」
財布の紐が堅いことで定評のあるイレースも、今回ばかりは出費を許可。
「僕も、必要なら…」
天音は元々優しいので、募金に賛成。
「僕も元々優しいので、融資してあげますよ」
「…ナジュ…」
散々シルナを陰湿にイビっておきながら、自分を優しいと?
どの口が言ってんだ、って感じだが。
とにかく、これで資金集めは済んだな。
あとは品物を買いに行くだけ。
この季節だから、何処にでも売っているだろう。
買い出しが済んだら、あとは。
夜になるのを待って、令月とすぐりを呼び出すだけだ。


