更に、注文タイムは続く。
「天音さん飲み物は?吟醸行っときます?」
「そうですよ。遠慮することはないんです」
ナジュもイレースも、思う存分他人の財布で気前よくなってる。
「え、いや…。あの、僕はあんまりお酒得意じゃないから、ソフトドリンクで良いかな」
優しい。
「ちぇ、つまんないですね」
「まぁ、飲めないなら仕方ないでしょう」
何で残念そうなんだ。
「その『ぎんじょう』っていう飲み物は、美味しいの?」
「なんか格好良いから飲んでみたいな〜」
チビ達が、なんか言い出してるぞ。
「あれは酒だ。お前らは飲んじゃ駄目なんだよ。こっちの、ソフトドリンクの中から選べ」
良かったな、シルナ。
チビ達が未成年で。
この二人まで飲み物アルコールだったら、それこそシルナは破産だ。
「ふーん…。ちなみに、羽久」
「うん?」
「この肉って、何の肉なの?」
恐ろしい質問を、平気な顔して聞いてきた。
「心配しなくても、牛だよ」
「牛、牛か…。牛しかないの?」
?
「豚や鶏の方が好きか?」
「ううん。ただ、犬とかウサギとかトカゲ肉は置いてないのかなーって」
犬とウサギ肉は許容範囲。
トカゲ肉は何?
「ヘビとかも美味しいよね〜。置いてないの?」
すぐりまでなんか言ってるし。
どうなってるんだ、ジャマ王国の食文化…。
「ないよ。牛で我慢しろ」
「そっか」
「ないならしょうがないねー」
お前らは良いとして、俺達はトカゲ肉やヘビ肉が出てきたらビビるわ。
怖くて食べられないんだけど?
…で。
「…お客様、お飲み物は?」
唯一、飲み物を注文せず、早くもテーブルに突っ伏して撃沈しているシルナに。
無邪気いっぱいの店員さんが、声をかけた。
「…お冷やで」
掠れるような声で、シルナが答えた。
天下のイーニシュフェルト魔導学院の学院長が、焼肉屋でお冷やって。
「それと…バニラアイスを一つ…」
しかし、甘いものはやっぱり欲しいらしい。
「畏まりました!少々お待ち下さ〜い」
無邪気な店員さんが、恐ろしい注文票を持って、厨房に帰っていった。
やれやれ。
「天音さん飲み物は?吟醸行っときます?」
「そうですよ。遠慮することはないんです」
ナジュもイレースも、思う存分他人の財布で気前よくなってる。
「え、いや…。あの、僕はあんまりお酒得意じゃないから、ソフトドリンクで良いかな」
優しい。
「ちぇ、つまんないですね」
「まぁ、飲めないなら仕方ないでしょう」
何で残念そうなんだ。
「その『ぎんじょう』っていう飲み物は、美味しいの?」
「なんか格好良いから飲んでみたいな〜」
チビ達が、なんか言い出してるぞ。
「あれは酒だ。お前らは飲んじゃ駄目なんだよ。こっちの、ソフトドリンクの中から選べ」
良かったな、シルナ。
チビ達が未成年で。
この二人まで飲み物アルコールだったら、それこそシルナは破産だ。
「ふーん…。ちなみに、羽久」
「うん?」
「この肉って、何の肉なの?」
恐ろしい質問を、平気な顔して聞いてきた。
「心配しなくても、牛だよ」
「牛、牛か…。牛しかないの?」
?
「豚や鶏の方が好きか?」
「ううん。ただ、犬とかウサギとかトカゲ肉は置いてないのかなーって」
犬とウサギ肉は許容範囲。
トカゲ肉は何?
「ヘビとかも美味しいよね〜。置いてないの?」
すぐりまでなんか言ってるし。
どうなってるんだ、ジャマ王国の食文化…。
「ないよ。牛で我慢しろ」
「そっか」
「ないならしょうがないねー」
お前らは良いとして、俺達はトカゲ肉やヘビ肉が出てきたらビビるわ。
怖くて食べられないんだけど?
…で。
「…お客様、お飲み物は?」
唯一、飲み物を注文せず、早くもテーブルに突っ伏して撃沈しているシルナに。
無邪気いっぱいの店員さんが、声をかけた。
「…お冷やで」
掠れるような声で、シルナが答えた。
天下のイーニシュフェルト魔導学院の学院長が、焼肉屋でお冷やって。
「それと…バニラアイスを一つ…」
しかし、甘いものはやっぱり欲しいらしい。
「畏まりました!少々お待ち下さ〜い」
無邪気な店員さんが、恐ろしい注文票を持って、厨房に帰っていった。
やれやれ。


