神殺しのクロノスタシス3

―――――――…皆が、学院長室から出ると。

僕はいきなり、僕を拘束していた暗殺者に突き飛ばされた。

…そのまま、首に這わせたナイフで、殺すつもりなのかと思ったが。

どうやら、そのつもりはないらしい。

それどころか、あのナイフ。

首筋を切られたのに、何の毒も塗られてないらしい。

身体の痺れも、痛みもない。

本当に、ただのナイフなんだ。

何にせよ、ようやく開放された。

僕は、自分を人質に取った暗殺者と、真正面から対峙した。