結局。
シュニィとも色々、押し問答した結果。
一応、シルナの計画を呑むけれど。
もし何か不測の事態が起きれば。
こちらの予測に反して、『アメノミコト』が大挙して攻め込んでくるようなことがあれば。
すぐにでも、聖魔騎士団に応援を呼ぶことを条件に、シュニィは引き下がった。
シュニィ達も、要請があればすぐにでも駆けつけられはよう、手筈を整えておくから、と。
何とも心強いお言葉。
これ以上は絶対譲らない、というシュニィの、真摯な眼差しに。
さすがのシルナも、その条件を呑んで、現在に至る。
俺達は互いに監視し合い、ヴァルシーナの洗脳魔法にかからないようにしていた。
で、全員集まっててもやることがないので。
とりあえず、ポーカーでもやろうか、って話になった。
しかも、ただのポーカーじゃつまんないから。
10回負けた人が、焼肉奢ることにした。
一応、令月とすぐりは例外だ。
二人は子供だし、ポーカー初心者だし。
まぁ、初心者とは思えないほど強いんだが。
とりあえずシルナが弱過ぎるので、俺が焼肉奢らされることはないな。
と、こんな風にのどかに過ごしているが。
本当にこんな調子で大丈夫なのか?という疑問が。
頭の隅っこにある。
多分、皆同じ気持ちだろう。
その不安を抑え込む為に、ポーカーで誤魔化しているんだろう。
シルナだって。
自分の作戦に自信を持ってはいたけど。
本当に大丈夫だって、確信は持ててないはずだ。
そもそもヴァルシーナが洗脳魔法を使える限り、既にここにいる誰かが、洗脳状態にあるのかもしれない。
その危険は、常に抱えているのだ。
それなのに、涼しい顔をして過ごしている。
自分が狼狽えていれば、皆が不安になると思って。
わざと強がってるんだ、あの馬鹿。
そういうポーカーフェイスは上手くて、本当のポーカーでは負けまくってるんだから、皮肉だよな。
「はい、じゃあ交換は済みましたね?では手札の開示を…」
「ちょっと待って。ちょっと待ってまだ心の準備が、」
青い顔のシルナ。
さては、またブタだな?
ちなみに俺、クイーンのワンペア。
「はい、ショウダ…」
「待ってー!私の心の準備!」
「あなたの場合、その手札なら、心の準備より財布の準備が先では?」
「嫌ぁぁぁぁぁ!」
やっぱブタなんだ。
ご愁傷様、ってか焼肉ご馳走様。
「では改めて、ショウダウン…」
ナジュが宣言した、
そのときだった。
凄まじい音がして、学院長室の窓ガラスが割れた。
シュニィとも色々、押し問答した結果。
一応、シルナの計画を呑むけれど。
もし何か不測の事態が起きれば。
こちらの予測に反して、『アメノミコト』が大挙して攻め込んでくるようなことがあれば。
すぐにでも、聖魔騎士団に応援を呼ぶことを条件に、シュニィは引き下がった。
シュニィ達も、要請があればすぐにでも駆けつけられはよう、手筈を整えておくから、と。
何とも心強いお言葉。
これ以上は絶対譲らない、というシュニィの、真摯な眼差しに。
さすがのシルナも、その条件を呑んで、現在に至る。
俺達は互いに監視し合い、ヴァルシーナの洗脳魔法にかからないようにしていた。
で、全員集まっててもやることがないので。
とりあえず、ポーカーでもやろうか、って話になった。
しかも、ただのポーカーじゃつまんないから。
10回負けた人が、焼肉奢ることにした。
一応、令月とすぐりは例外だ。
二人は子供だし、ポーカー初心者だし。
まぁ、初心者とは思えないほど強いんだが。
とりあえずシルナが弱過ぎるので、俺が焼肉奢らされることはないな。
と、こんな風にのどかに過ごしているが。
本当にこんな調子で大丈夫なのか?という疑問が。
頭の隅っこにある。
多分、皆同じ気持ちだろう。
その不安を抑え込む為に、ポーカーで誤魔化しているんだろう。
シルナだって。
自分の作戦に自信を持ってはいたけど。
本当に大丈夫だって、確信は持ててないはずだ。
そもそもヴァルシーナが洗脳魔法を使える限り、既にここにいる誰かが、洗脳状態にあるのかもしれない。
その危険は、常に抱えているのだ。
それなのに、涼しい顔をして過ごしている。
自分が狼狽えていれば、皆が不安になると思って。
わざと強がってるんだ、あの馬鹿。
そういうポーカーフェイスは上手くて、本当のポーカーでは負けまくってるんだから、皮肉だよな。
「はい、じゃあ交換は済みましたね?では手札の開示を…」
「ちょっと待って。ちょっと待ってまだ心の準備が、」
青い顔のシルナ。
さては、またブタだな?
ちなみに俺、クイーンのワンペア。
「はい、ショウダ…」
「待ってー!私の心の準備!」
「あなたの場合、その手札なら、心の準備より財布の準備が先では?」
「嫌ぁぁぁぁぁ!」
やっぱブタなんだ。
ご愁傷様、ってか焼肉ご馳走様。
「では改めて、ショウダウン…」
ナジュが宣言した、
そのときだった。
凄まじい音がして、学院長室の窓ガラスが割れた。


