「…面倒だね。相手がどんな魔法を使えるのか分からないって」
「誰もが『八千代』みたいに、一種類の魔法しか使えなかったら、話は早かったのに」
ま、まぁ令月君は特別だから。
「つまり、僕達には思いもよらない魔法を使ってくる可能性も、あるってことだね」
「そうだね」
「イーニシュフェルトの里直伝の魔法だからな…。絶対厄介な魔法に決まってるぞ」
同意見だよ。
しかしね、ジュリス君。
「…ヴァルシーナちゃんが、羽久の身体からレーヴァテインという人格を、新たに引き出したと聞いて…思い当たる節がある」
「ほう?」
あれから、少し考えた。
羽久の身体のオリジナルは、二十音。
そして二十音は、「私に敵対する人格」を生み出したことはなかった。
だからレーヴァテインの誕生は、オリジナルである二十音の意志に反している。
オリジナルの意志に反してまで、レーヴァテインという人格は生み出された。
これは、二十音の身体にとって、イレギュラーな事態。
本来なら、有り得ないはずの出来事。
それを可能にしたのは、間違いなくヴァルシーナちゃんの魔法によるものだ。
本人の意志を捻じ曲げ、無理矢理有り得ないはずの行動を引き起こす魔法…。
イーニシュフェルトの里でも、研究されていた。
その中でも、ヴァルシーナちゃんが使っているのは恐らく…。
「…洗脳魔法。ヴァルシーナちゃんは恐らく、羽久を洗脳して、レーヴァテインという新しい人格を無理矢理生み出させたんだ」
断定は出来ない。
しかし、そう考えれば辻褄が合う。
「誰もが『八千代』みたいに、一種類の魔法しか使えなかったら、話は早かったのに」
ま、まぁ令月君は特別だから。
「つまり、僕達には思いもよらない魔法を使ってくる可能性も、あるってことだね」
「そうだね」
「イーニシュフェルトの里直伝の魔法だからな…。絶対厄介な魔法に決まってるぞ」
同意見だよ。
しかしね、ジュリス君。
「…ヴァルシーナちゃんが、羽久の身体からレーヴァテインという人格を、新たに引き出したと聞いて…思い当たる節がある」
「ほう?」
あれから、少し考えた。
羽久の身体のオリジナルは、二十音。
そして二十音は、「私に敵対する人格」を生み出したことはなかった。
だからレーヴァテインの誕生は、オリジナルである二十音の意志に反している。
オリジナルの意志に反してまで、レーヴァテインという人格は生み出された。
これは、二十音の身体にとって、イレギュラーな事態。
本来なら、有り得ないはずの出来事。
それを可能にしたのは、間違いなくヴァルシーナちゃんの魔法によるものだ。
本人の意志を捻じ曲げ、無理矢理有り得ないはずの行動を引き起こす魔法…。
イーニシュフェルトの里でも、研究されていた。
その中でも、ヴァルシーナちゃんが使っているのは恐らく…。
「…洗脳魔法。ヴァルシーナちゃんは恐らく、羽久を洗脳して、レーヴァテインという新しい人格を無理矢理生み出させたんだ」
断定は出来ない。
しかし、そう考えれば辻褄が合う。


