「僕を置いていかないでよ。一人で遠くに行っちゃわないで」
「…」
「何で僕が、『八千歳』と仲良くなりたいって言ってるか、『八千歳』には分かる?」
「…知らないよ、そんなの」
やっぱり。
本当に君は、僕の気持ちが分かってない。
お互い様なのかもしれないけど。
「一人ぼっちだからだよ。ジャマ王国の、『アメノミコト』の暗殺者だった人間と、誰が仲良くなれるの?誰が、偏見も持たずに心を通わせてくれると思う?」
「…中には、そーいうの気にしない人もいるでしょ」
いるかもね。
学院長達はそうだね。
「でも僕らは、これから先この国で生きていく上で、自分の出自は隠さなきゃならない」
「…そーだろうね」
「誰も僕らの気持ちは分からない。本音で話せる人がいない。この血に濡れた両手を、隠さずにいられる相手はいないんだ」
「…そーかもね」
「君は、ずっと僕を殺したかったのかもしれない。だけど僕はずっと…許されるなら『八千歳』と…肩を並べていたかった」
「…」
「そう願うのは駄目?贅沢なの?折角平和な国に来たんだから、折角、ようやくしがらみから開放されたんだから、『八千歳』と分かり合いたい。仲良くなりたいって思うのは、僕の我儘なの?」
…思いの丈を。
思いっきり、打ち明けてみたのだけど。
『八千歳』は、どう…、
「…我儘だなー」
「…」
…やっぱり、我儘だって言われた。
「…」
「何で僕が、『八千歳』と仲良くなりたいって言ってるか、『八千歳』には分かる?」
「…知らないよ、そんなの」
やっぱり。
本当に君は、僕の気持ちが分かってない。
お互い様なのかもしれないけど。
「一人ぼっちだからだよ。ジャマ王国の、『アメノミコト』の暗殺者だった人間と、誰が仲良くなれるの?誰が、偏見も持たずに心を通わせてくれると思う?」
「…中には、そーいうの気にしない人もいるでしょ」
いるかもね。
学院長達はそうだね。
「でも僕らは、これから先この国で生きていく上で、自分の出自は隠さなきゃならない」
「…そーだろうね」
「誰も僕らの気持ちは分からない。本音で話せる人がいない。この血に濡れた両手を、隠さずにいられる相手はいないんだ」
「…そーかもね」
「君は、ずっと僕を殺したかったのかもしれない。だけど僕はずっと…許されるなら『八千歳』と…肩を並べていたかった」
「…」
「そう願うのは駄目?贅沢なの?折角平和な国に来たんだから、折角、ようやくしがらみから開放されたんだから、『八千歳』と分かり合いたい。仲良くなりたいって思うのは、僕の我儘なの?」
…思いの丈を。
思いっきり、打ち明けてみたのだけど。
『八千歳』は、どう…、
「…我儘だなー」
「…」
…やっぱり、我儘だって言われた。


