神殺しのクロノスタシス3

―――――――…。

その夜。

僕は眠らないで、ゴザの上に座っていた。

眠くない訳じゃないんだけど。

ただ、昼間のことが気になって。

そうだな。僕、『八千歳』に手加減しちゃったんだ。

『八千歳』もしてたけど。

『アメノミコト』から抜け出して、もうしばらくたつのに…。

僕は未だに、暗殺者のままだ。

…何だか悔しいなぁ。

そう、僕は悔しい。

『八千歳』は、僕を羨ましがって、目の敵にしてるけど。

僕にしてみれば、『八千歳』の方がずっと…。

…と、
 
思っていた、そのとき。

部屋の窓が、ガチャ、と開いた。

「…入るよ」

「『八千歳』…」

その『八千歳』が、真夜中に僕の部屋に訪ねてきた。