神殺しのクロノスタシス3

しかも、それだけではない。

学院長室にて。

「全くもう…。ナジュ君は仲良しの方法を履き違えてるよ…」

ブツブツと文句を言いながら。

シルナは、引き出しを開けて、こっそりと秘蔵のお菓子を取り出した。

「こんなときは、お気に入りのチョコを食べて元気だそ〜っと」

満面の笑みで、ぱくりとチョコを口にした。

瞬間。

「あぶばばぁぁへぁばぶぁだぁ!!」

「!?」

シルナは奇声を発して、その場で悶え始めた。

な、何が、

「今だよ『八千歳』。シャッターチャンス」

「もー撮ったよ」

窓の外で、何やらカメラを持ってぶら下がってる二人の暗殺者組。

…お前ら。

結局…悪巧みの方も…実行に移したのか。

「じゃ、元気でね〜学院長せんせー」

「あとは、二学期が始まったらこの写真を新聞部に持ってくだけだね」

「面白いことになりそうだね〜」

やるべきことは済んだとばかりに、去っていく二人。

…と、

「辛い辛い辛い辛いぃぃぃ〜っ!!」

「…」

悶え苦しむ学院長、シルナ。

…とりあえずさ。

あの…ナジュ、そろそろ懲戒免職考えないか?