神殺しのクロノスタシス3

翌日。

「あ、学院長だ」

「ひっ」

令月とすぐりに会うなり、びくっとするシルナ。

「知ってる?学院長。子供ってね、男と女が…」

「あぁぁぁそうだね言わなくて良い!言わなくて良いから!」
 
「まさか橋の下が製造場所じゃないなんて。たった一匹製造するのに二人の人間が必要なんて、どうかしてるよ人類の構造は」

「そ、そ、そんなことも言わなくてよろしい!」

顔真っ赤のシルナである。

本当お前、この手の話に弱いな。

それから。

「ナジュ。お前な…」

苦言を呈すると、ナジュは素知らぬ顔。

「僕は、二人に正しい性教育を教えてあげただけですよ」

「だからってお前…。言い方ってものがあるだろ…」

「下手に誤魔化すより、ちゃんと教えた方が良いでしょ。性欲は人間の本能なんだから、隠す必要はないって前世で師匠が言ってました」

誰だよ。

ともかく。

仲良くなったのかはさておき、ナジュに二人を任せるのは失敗だった。