翌日。
僕は、恋に患う少年すぐりを、調理室に呼び出した。
え?何で魔導学院なのに調理室があるのかって?
気にしない気にしない。
すぐりさんだけじゃ、なんか生徒を贔屓しているように思われるので。
とりあえず、通りすがりの生徒を何人か捕まえて、調理室に呼んだ。
これぞ学院長式、生徒の勧誘法。
そして、すぐりさん含め、通りすがりの生徒を呼んだ、その理由は。
「はい、皆さん出来ましたよー」
「…うわぁ…」
生徒達は、感嘆の声をあげた。
調理台の上には、僕が手ずから作った手料理の皿が乗っていた。
ほかほかと湯気を立てるグラタンに、チーズたっぷりのピザ。
ルーを使わずに作ったカレー、崩れるほど煮込んだラタトゥイユ。
デミグラスソース付きハンバーグに、ちょっと趣向を変えて、一口サイズのコロッケ。
上記の料理、全部僕が作ったんですよ?
ちょっと凄くないですか?
ちょっとどころか、だいぶ凄くないですか?
「これ、どうしたんですか?ナジュ先生」
生徒の一人が、目を丸くして聞いた。
よくぞ聞いてくれた。
「ふふ、実は僕、料理得意なんですよ。久々に、ちょっと自慢の腕前を披露しようかなと思いまして」
嘘ではない。
長いこと、死に場所を求めて彷徨っていたから、忘れていたが。
実は僕、リリスと融合する前は、割と料理上手だったのだ。
まぁ、魔導師だから、食事の必要はほとんどなかったんだが。
リリスが、あまりに破壊的な自称「料理上手」だったもので。
自分の胃袋と命を守る為に、自然に上手くなりました。
「一人じゃ食べ切れないので、皆さんどうぞ」
「わぁ〜…凄い!」
「美味しそう!」
「ナジュ先生、何でも得意なんですね!」
歓喜する生徒達。
ふふふ。
これでまた、僕の株が急上昇。
震えるが良い、学院長。
市販の菓子でしか生徒を釣れない、あなたの時代は終わった。
これからは、自ら手料理を振る舞うイケメン教師の時代が幕を開けるのだ。
僕は、恋に患う少年すぐりを、調理室に呼び出した。
え?何で魔導学院なのに調理室があるのかって?
気にしない気にしない。
すぐりさんだけじゃ、なんか生徒を贔屓しているように思われるので。
とりあえず、通りすがりの生徒を何人か捕まえて、調理室に呼んだ。
これぞ学院長式、生徒の勧誘法。
そして、すぐりさん含め、通りすがりの生徒を呼んだ、その理由は。
「はい、皆さん出来ましたよー」
「…うわぁ…」
生徒達は、感嘆の声をあげた。
調理台の上には、僕が手ずから作った手料理の皿が乗っていた。
ほかほかと湯気を立てるグラタンに、チーズたっぷりのピザ。
ルーを使わずに作ったカレー、崩れるほど煮込んだラタトゥイユ。
デミグラスソース付きハンバーグに、ちょっと趣向を変えて、一口サイズのコロッケ。
上記の料理、全部僕が作ったんですよ?
ちょっと凄くないですか?
ちょっとどころか、だいぶ凄くないですか?
「これ、どうしたんですか?ナジュ先生」
生徒の一人が、目を丸くして聞いた。
よくぞ聞いてくれた。
「ふふ、実は僕、料理得意なんですよ。久々に、ちょっと自慢の腕前を披露しようかなと思いまして」
嘘ではない。
長いこと、死に場所を求めて彷徨っていたから、忘れていたが。
実は僕、リリスと融合する前は、割と料理上手だったのだ。
まぁ、魔導師だから、食事の必要はほとんどなかったんだが。
リリスが、あまりに破壊的な自称「料理上手」だったもので。
自分の胃袋と命を守る為に、自然に上手くなりました。
「一人じゃ食べ切れないので、皆さんどうぞ」
「わぁ〜…凄い!」
「美味しそう!」
「ナジュ先生、何でも得意なんですね!」
歓喜する生徒達。
ふふふ。
これでまた、僕の株が急上昇。
震えるが良い、学院長。
市販の菓子でしか生徒を釣れない、あなたの時代は終わった。
これからは、自ら手料理を振る舞うイケメン教師の時代が幕を開けるのだ。


