皆さん、ナスってご存知だろうか。
漢字で書くと茄子。
ナス科ナス属のナス。
怒涛のナス。
地域によっては、ナスビとも呼ばれる。
皮は紫色で、その皮を向くと黄緑っぽい果実が出てくる。
夏野菜の一種。
焼きナスにしたり、煮浸しにしたり、麻婆茄子にしたり。
煮て良し焼いて良し揚げて良し、三拍子揃った万能野菜である。
また、食べ物としての用途だけではなく。
お盆になると、ナスに割り箸とかぶっ刺して、死者を迎える乗り物(?)になるらしいが。
僕は例え死んでも(死なないが)、ナス号に乗って現世に戻ってくるのは、ちょっとご遠慮したい。
あと、正月の初夢に出てきたら、縁起が良いらしい。
初夢にナス出てきたことないし、「初夢にナス出てきたよ!」って言う人も聞いたことないし。
ナスが出てきたところで、その一年が素晴らしいものになるとは、とても思えない。
皆、ちょっと冷静に考えてみてくれ。
ナスで、一年幸せに過ごせると思うか?
僕は無理だと思う。
よっぽどナス好きで、ナスの為なら死ねる!って人なら別。
などという、僕の罰当たりな考え方は置いといて。
「何か悪いことでもあるんですか」
「あるよ!」
「ふーん…。ナスに親でも殺されたんですか?」
「親殺したのは自分だよ!そうじゃなくてさー!」
じゃあ何なの。
面倒臭くなってきたから、もう心読もうかな。
と、思ったら。
「ツキナがさぁ〜。嬉しそうにナスが熟れるの待ってるんだよ〜…!」
とか言い出した。
「良いことじゃないですか。好きな女の子が、何かを楽しみにしてにこにこしてる様を見たら、こっちもニヤニヤしたくなりません?」
「めっちゃなる!」
だよねー。
分かる分かる。
「でも〜。駄目なんだよなぁ〜!!」
「何が?好きな女の子がうきうきしてるのに、何が駄目なことがあるんですか」
それ以上に嬉しいことなんてないだろ。
だって、好きな女の子が楽しそうなんだよ?
それだけで、茶碗三杯は行ける。
「…笑わないで聞いてくれる?」
いきなり、すぐりさんの声が低くなった。
「分かりました。笑いたくなったら、心の中で笑います」
「結局笑うんじゃん!」
「僕も人間なんで…」
笑いたいのに、我慢するのは無理ですよ。
だから、笑いたかったら心の中で笑おう。
「で?あなたの笑い事は何ですか」
「笑い事じゃないってば!もー、そうじゃなくて…」
「はいはい、良いからさっさと言ってください。僕も忙しいんですよ」
リリスとイチャつきたいのを、頑張って我慢してるんだから。
用があるなら、早く言ってくれ。
すると。
「…俺、駄目なんだよ」
「…何が?」
「…ナス」
「…ふーん…」
「…」
「…」
「…何か言ってよ!」
ふーんって言ったじゃないですか。
成程ね、そんな顔真っ赤にして、何を告白しに来たのかと思えば。
そういう話でしたか。
漢字で書くと茄子。
ナス科ナス属のナス。
怒涛のナス。
地域によっては、ナスビとも呼ばれる。
皮は紫色で、その皮を向くと黄緑っぽい果実が出てくる。
夏野菜の一種。
焼きナスにしたり、煮浸しにしたり、麻婆茄子にしたり。
煮て良し焼いて良し揚げて良し、三拍子揃った万能野菜である。
また、食べ物としての用途だけではなく。
お盆になると、ナスに割り箸とかぶっ刺して、死者を迎える乗り物(?)になるらしいが。
僕は例え死んでも(死なないが)、ナス号に乗って現世に戻ってくるのは、ちょっとご遠慮したい。
あと、正月の初夢に出てきたら、縁起が良いらしい。
初夢にナス出てきたことないし、「初夢にナス出てきたよ!」って言う人も聞いたことないし。
ナスが出てきたところで、その一年が素晴らしいものになるとは、とても思えない。
皆、ちょっと冷静に考えてみてくれ。
ナスで、一年幸せに過ごせると思うか?
僕は無理だと思う。
よっぽどナス好きで、ナスの為なら死ねる!って人なら別。
などという、僕の罰当たりな考え方は置いといて。
「何か悪いことでもあるんですか」
「あるよ!」
「ふーん…。ナスに親でも殺されたんですか?」
「親殺したのは自分だよ!そうじゃなくてさー!」
じゃあ何なの。
面倒臭くなってきたから、もう心読もうかな。
と、思ったら。
「ツキナがさぁ〜。嬉しそうにナスが熟れるの待ってるんだよ〜…!」
とか言い出した。
「良いことじゃないですか。好きな女の子が、何かを楽しみにしてにこにこしてる様を見たら、こっちもニヤニヤしたくなりません?」
「めっちゃなる!」
だよねー。
分かる分かる。
「でも〜。駄目なんだよなぁ〜!!」
「何が?好きな女の子がうきうきしてるのに、何が駄目なことがあるんですか」
それ以上に嬉しいことなんてないだろ。
だって、好きな女の子が楽しそうなんだよ?
それだけで、茶碗三杯は行ける。
「…笑わないで聞いてくれる?」
いきなり、すぐりさんの声が低くなった。
「分かりました。笑いたくなったら、心の中で笑います」
「結局笑うんじゃん!」
「僕も人間なんで…」
笑いたいのに、我慢するのは無理ですよ。
だから、笑いたかったら心の中で笑おう。
「で?あなたの笑い事は何ですか」
「笑い事じゃないってば!もー、そうじゃなくて…」
「はいはい、良いからさっさと言ってください。僕も忙しいんですよ」
リリスとイチャつきたいのを、頑張って我慢してるんだから。
用があるなら、早く言ってくれ。
すると。
「…俺、駄目なんだよ」
「…何が?」
「…ナス」
「…ふーん…」
「…」
「…」
「…何か言ってよ!」
ふーんって言ったじゃないですか。
成程ね、そんな顔真っ赤にして、何を告白しに来たのかと思えば。
そういう話でしたか。


