すると。
ナジュが、ホワイトボードに何かを書いた。
何だ?
『話に割り込んで申し訳ないですが、僕はそれ以上に心配なことがあるんですが。』
心配なこと?
「何だよ?心配なことって」
「…」
さらさらと何かを書く。
『僕の、この口の糸って、いつ抜いてもらえるんですか?』
超下らないことだった。
「一生だ馬鹿」
ガーン!みたいな顔のナジュ。
お前はもう、一生ホワイトボードで意思疎通しろ。
するとナジュは、焦って何かを書き始めた。
今度は何だよ。
『真面目な話ですって。』
「お前に真面目な話が出来るのか?」
ジト目で睨むと、ナジュは無言で嘆息し。
さらさらと、短い文章を書いた。
『ヴァルシーナのことですよ。』
「…!」
更に、ナジュは長文を書いた。
『『アメノミコト』については、専門のお二人の意見が正しいでしょう。でも、そこにヴァルシーナが絡んでるなら、絶対お二人の思うようにはいきません。』
「…」
『あの女が『アメノミコト』のバックにいるなら…』
と。
ナジュが手を動かして、ホワイトボードに書いていると。
溜息をついたイレースが、杖を取り出した。
「ちょっとじっとしてなさい。口の糸をほどいてあげましょう」
「…!」
良いんですか?みたいな顔のナジュ。
「緊急時です。ヴァルシーナについて、一番良く知ってるのはあなたですし」
…仕方ないな。
個人的には、もう何日…いや、もう何ヶ月くらいか、口縫っといて欲しかったところだが。
何なら一生でも良い。
でも、イーニシュフェルト魔導学院、ひいてはルーデュニア聖王国の為に、この男の意見が必要なのなら。
不本意ながら、そろそろ喋らせてやるとするか。
ナジュが、ホワイトボードに何かを書いた。
何だ?
『話に割り込んで申し訳ないですが、僕はそれ以上に心配なことがあるんですが。』
心配なこと?
「何だよ?心配なことって」
「…」
さらさらと何かを書く。
『僕の、この口の糸って、いつ抜いてもらえるんですか?』
超下らないことだった。
「一生だ馬鹿」
ガーン!みたいな顔のナジュ。
お前はもう、一生ホワイトボードで意思疎通しろ。
するとナジュは、焦って何かを書き始めた。
今度は何だよ。
『真面目な話ですって。』
「お前に真面目な話が出来るのか?」
ジト目で睨むと、ナジュは無言で嘆息し。
さらさらと、短い文章を書いた。
『ヴァルシーナのことですよ。』
「…!」
更に、ナジュは長文を書いた。
『『アメノミコト』については、専門のお二人の意見が正しいでしょう。でも、そこにヴァルシーナが絡んでるなら、絶対お二人の思うようにはいきません。』
「…」
『あの女が『アメノミコト』のバックにいるなら…』
と。
ナジュが手を動かして、ホワイトボードに書いていると。
溜息をついたイレースが、杖を取り出した。
「ちょっとじっとしてなさい。口の糸をほどいてあげましょう」
「…!」
良いんですか?みたいな顔のナジュ。
「緊急時です。ヴァルシーナについて、一番良く知ってるのはあなたですし」
…仕方ないな。
個人的には、もう何日…いや、もう何ヶ月くらいか、口縫っといて欲しかったところだが。
何なら一生でも良い。
でも、イーニシュフェルト魔導学院、ひいてはルーデュニア聖王国の為に、この男の意見が必要なのなら。
不本意ながら、そろそろ喋らせてやるとするか。


