…この馬鹿。
何言ってんの?
すぐりの心の傷に、塩を塗りたくったぞ。
「…学院長、あなた、気は確かですか?」
イレースが、半分本気、半分ドン引きの表情で聞いた。
俺も聞きたかった。
これがもし、本気で言ってるのなら。
俺は今すぐ、シルナを老人ホームに連れていく。
こいつもうボケ回してるので、介護お願いします、って頼む。
「…なんだか羽久が、また私に失礼なことを考えてる気がする」
「お前が馬鹿なこと言うからだろ!」
しかし、すぐりは。
「…いーよ。事実なんだから」
ほらぁぁ!完全に自信失っちゃってる!
「令月!何か言ってやれ。元同僚だろ」
「うん。大丈夫だよ『八千歳』。砂浜に打ち上げられてる漂流物だって、何かしらの役には立つんだから。『八千歳』だって、きっと役に立てるよ」
慰め方が間違ってる。
駄目だ。ジャマ王国の、しかも『アメノミコト』育ちの令月に、一般常識を求めた俺か馬鹿だった。
ならば。
「ナジュ!お前も何か言ってやれ」
「…」
ホワイトボードに書き書き。
『言ってやれと言われても、僕今口縫われてて。』
「お前の、そのホワイトボードは、何の為にあるんだよ!」
口で言わなくても良い。ホワイトボードに書いて…。
すると。
ナジュが、またしてもホワイトボードに何かを書いた。
今度こそ、すぐりを慰める為に何か良いことを、と思ったが。
違っていた。
『心配要らないですよ。』
と、その一言だけ。
心配要らない…?
心配要らないって、でもすぐりは今…。
シルナが余計なこと言ったせいで、落ち込みまくって。
「良いかい、すぐり君。確かに君は今、役立たずかもしれない。私はそうは思わないけど、君がそこまで頑なに役立たずだと思うのなら、きっとそうなんだろう」
と、シルナ。
「…うん。それは知って…」
「しかし!しかしだよ!」
え?
「今役立たずなんだったら、これから役に立てるようになれば良いだけでしょ!」
「…!」
すぐりが、ハッと顔を上げた。
…シルナ、お前。
何言ってんの?
すぐりの心の傷に、塩を塗りたくったぞ。
「…学院長、あなた、気は確かですか?」
イレースが、半分本気、半分ドン引きの表情で聞いた。
俺も聞きたかった。
これがもし、本気で言ってるのなら。
俺は今すぐ、シルナを老人ホームに連れていく。
こいつもうボケ回してるので、介護お願いします、って頼む。
「…なんだか羽久が、また私に失礼なことを考えてる気がする」
「お前が馬鹿なこと言うからだろ!」
しかし、すぐりは。
「…いーよ。事実なんだから」
ほらぁぁ!完全に自信失っちゃってる!
「令月!何か言ってやれ。元同僚だろ」
「うん。大丈夫だよ『八千歳』。砂浜に打ち上げられてる漂流物だって、何かしらの役には立つんだから。『八千歳』だって、きっと役に立てるよ」
慰め方が間違ってる。
駄目だ。ジャマ王国の、しかも『アメノミコト』育ちの令月に、一般常識を求めた俺か馬鹿だった。
ならば。
「ナジュ!お前も何か言ってやれ」
「…」
ホワイトボードに書き書き。
『言ってやれと言われても、僕今口縫われてて。』
「お前の、そのホワイトボードは、何の為にあるんだよ!」
口で言わなくても良い。ホワイトボードに書いて…。
すると。
ナジュが、またしてもホワイトボードに何かを書いた。
今度こそ、すぐりを慰める為に何か良いことを、と思ったが。
違っていた。
『心配要らないですよ。』
と、その一言だけ。
心配要らない…?
心配要らないって、でもすぐりは今…。
シルナが余計なこと言ったせいで、落ち込みまくって。
「良いかい、すぐり君。確かに君は今、役立たずかもしれない。私はそうは思わないけど、君がそこまで頑なに役立たずだと思うのなら、きっとそうなんだろう」
と、シルナ。
「…うん。それは知って…」
「しかし!しかしだよ!」
え?
「今役立たずなんだったら、これから役に立てるようになれば良いだけでしょ!」
「…!」
すぐりが、ハッと顔を上げた。
…シルナ、お前。


