ナジュが読心した通り。
暗殺者赤は、クナイを両手に構えて俺の相手をした。
あれに当たれば、毒で即死確定。
なら、当たらなければ良いだけの話だ。
暗殺者赤が、お得意の毒入りクナイを投擲した。
やると思った。
だから。
「eimt ptos」
俺は、投げつけられたクナイの「時間」を止めた。
解除すると、クナイは力を失ったように、ボトッと地面に落ちた。
そちらが、お得意の毒魔法を使うなら。
こちらもまた、お得意の時魔法を使わせてもらうぞ。
「小賢しい真似を…!」
「どの口で言ってんだ?」
俺は、暗殺者赤の投擲するクナイの「時間」を、ことごとく止めては受け流し。
暗殺者赤に、ゼロ距離まで肉薄しようとした…が。
「羽久さん退がって!トラップです」
司令塔ナジュの、警告が飛んだ。
「え、マジ?」
足元を見ると、確かに。
俺の足一歩先に、キラリと光る槍のようなものが生えていた。
成程、小賢しい暗殺者には、お似合いの戦法だな。
ま、他人のことは言えないが。
「それとイレースさん。その紫、懐に小刀隠し持ってるので要注意です」
「何ですって?もっと早く言ってください」
「えーひど。僕も色々読心するのたいへ、あ、令月さん横、緑が奇襲を企んでるので気をつけて」
「分かった」
令月は、暗殺者黄色と戦っているところを中断して振り向き。
暗殺者緑が、丁度奇襲をかけようとしているのを躱し、小太刀の柄で暗殺者緑の首の後ろを思いっきり殴りつけた。
その動きの速さ、さすがである。
更に。
「学院長、右上の木の上からピンク来ますよ」
「えっ」
分身魔法に集中していたシルナが、ひょいっとその場を飛び退くのと、ほとんど同時に。
奇襲を仕掛けてきた暗殺者ピンクの拳が、地面にめり込んだ。
「もー危ないことするんだから!」
と、愚痴りながら。
シルナは氷魔法の刃で、ピンクご自慢の鉄甲を切り裂いた。
「ぐぅっ…!」
これで、ピンクはほぼ無力化。
ちなみにシルナは、大量のシルナヒアリを操作しながら、氷魔法を同時に使っている。
複数の魔法を、同時に併用するという行為は、簡単なことのようで、実は簡単ではない。
魔導師の中でも、かなりの熟練した選りすぐりの魔導師でなければ出来ない。
おまけにシルナの場合、分身魔法という、特殊で繊細な魔法を使いながら、他の魔法を併用しているのだ。
シルナが、ただの半ボケお砂糖大好きおじさんでないことが、これで証明されただろう?
「あ、また…。羽久が私に失礼なことを考えてる気がする…」
悪いけど、俺暗殺者赤と戦闘中なので。
聞こえなかったことにしよ。
「eimt edvanca」
さぁ。
そろそろ終わりにしようぜ、暗殺者赤。
暗殺者赤は、クナイを両手に構えて俺の相手をした。
あれに当たれば、毒で即死確定。
なら、当たらなければ良いだけの話だ。
暗殺者赤が、お得意の毒入りクナイを投擲した。
やると思った。
だから。
「eimt ptos」
俺は、投げつけられたクナイの「時間」を止めた。
解除すると、クナイは力を失ったように、ボトッと地面に落ちた。
そちらが、お得意の毒魔法を使うなら。
こちらもまた、お得意の時魔法を使わせてもらうぞ。
「小賢しい真似を…!」
「どの口で言ってんだ?」
俺は、暗殺者赤の投擲するクナイの「時間」を、ことごとく止めては受け流し。
暗殺者赤に、ゼロ距離まで肉薄しようとした…が。
「羽久さん退がって!トラップです」
司令塔ナジュの、警告が飛んだ。
「え、マジ?」
足元を見ると、確かに。
俺の足一歩先に、キラリと光る槍のようなものが生えていた。
成程、小賢しい暗殺者には、お似合いの戦法だな。
ま、他人のことは言えないが。
「それとイレースさん。その紫、懐に小刀隠し持ってるので要注意です」
「何ですって?もっと早く言ってください」
「えーひど。僕も色々読心するのたいへ、あ、令月さん横、緑が奇襲を企んでるので気をつけて」
「分かった」
令月は、暗殺者黄色と戦っているところを中断して振り向き。
暗殺者緑が、丁度奇襲をかけようとしているのを躱し、小太刀の柄で暗殺者緑の首の後ろを思いっきり殴りつけた。
その動きの速さ、さすがである。
更に。
「学院長、右上の木の上からピンク来ますよ」
「えっ」
分身魔法に集中していたシルナが、ひょいっとその場を飛び退くのと、ほとんど同時に。
奇襲を仕掛けてきた暗殺者ピンクの拳が、地面にめり込んだ。
「もー危ないことするんだから!」
と、愚痴りながら。
シルナは氷魔法の刃で、ピンクご自慢の鉄甲を切り裂いた。
「ぐぅっ…!」
これで、ピンクはほぼ無力化。
ちなみにシルナは、大量のシルナヒアリを操作しながら、氷魔法を同時に使っている。
複数の魔法を、同時に併用するという行為は、簡単なことのようで、実は簡単ではない。
魔導師の中でも、かなりの熟練した選りすぐりの魔導師でなければ出来ない。
おまけにシルナの場合、分身魔法という、特殊で繊細な魔法を使いながら、他の魔法を併用しているのだ。
シルナが、ただの半ボケお砂糖大好きおじさんでないことが、これで証明されただろう?
「あ、また…。羽久が私に失礼なことを考えてる気がする…」
悪いけど、俺暗殺者赤と戦闘中なので。
聞こえなかったことにしよ。
「eimt edvanca」
さぁ。
そろそろ終わりにしようぜ、暗殺者赤。


