「まぁ、この頃あなた、いつにも増して菓子食べ過ぎですからね」
「うぐっ」
グサリ。
「『ヘンゼルとグレーテル』とかいう店に唆されて、全国各地の菓子をバクバクと」
「はうっ!」
グサリ。
「そうでなくても、毎日三食、主食のようにチョコレートばかりを貪り食って。知ってます?チョコレートって、意外にカロリー高いんですよ」
「ふぎゅっ!」
グサリ。
「そうでなくても、あなたの好む菓子って、カロリー、糖質、高いものばかりですものね。チョコ、ケーキ、マフィンにバームクーヘン…」
「あぐっ!」
グサリ。
「先日の回転寿司でも、あなたスイーツメニューしか食べてなかったじゃないですか。店員さんにドン引きされてたの、気づいてなかったんですか?」
「ひうっ!」
グサリ。
イレース毒舌砲、炸裂。
雨あられのように、言葉の攻撃という名の口撃が襲い掛かる。
そしてそれは、言い返しようのない、紛れもない…、
…事実である。
「で、でもナジュ君だって」
「はい?」
苦し紛れのシルナ。
ナジュを巻き込もうとする。
「ナジュ君だって食べてるよ。私のお菓子摘み食いしたり…」
しかし。
「ナジュさんは、あなたほどは食べてないでしょう。それに彼は、つい一ヶ月前まで寝たきりで、体力も体格も衰えてますから。その分を補給する為にも、食物の摂取は悪いことではありません」
「ぷぎゃっ!」
必死の抵抗も、あっさり撃退。
こちらもまた、紛れもない事実である。
「で、で、でも、令月君だって毎日お菓子…」
それでも諦めず、醜い抵抗を試みるも。
「令月さんは子供でしょう。それに、ジャマ王国での栄養不足のせいで、成長も遅れがちです。彼が食べるのは褒められこそすれど、責められることではありません」
「ふぎゃっ!」
シルナ、完敗。
その上で、イレースの口から、シルナにとどめの一撃が入った。
「…最近太りましたね、学院長」
「…」
シルナは、雷に打たれたようにビクッ!として。
ふらふらふら〜と、一歩、二歩と歩き。
「…ばたんきゅー」
「あ、死んだ」
…令月。
一応、死んではないからな。
死ぬほどショックを受けたというだけで。
「うぐっ」
グサリ。
「『ヘンゼルとグレーテル』とかいう店に唆されて、全国各地の菓子をバクバクと」
「はうっ!」
グサリ。
「そうでなくても、毎日三食、主食のようにチョコレートばかりを貪り食って。知ってます?チョコレートって、意外にカロリー高いんですよ」
「ふぎゅっ!」
グサリ。
「そうでなくても、あなたの好む菓子って、カロリー、糖質、高いものばかりですものね。チョコ、ケーキ、マフィンにバームクーヘン…」
「あぐっ!」
グサリ。
「先日の回転寿司でも、あなたスイーツメニューしか食べてなかったじゃないですか。店員さんにドン引きされてたの、気づいてなかったんですか?」
「ひうっ!」
グサリ。
イレース毒舌砲、炸裂。
雨あられのように、言葉の攻撃という名の口撃が襲い掛かる。
そしてそれは、言い返しようのない、紛れもない…、
…事実である。
「で、でもナジュ君だって」
「はい?」
苦し紛れのシルナ。
ナジュを巻き込もうとする。
「ナジュ君だって食べてるよ。私のお菓子摘み食いしたり…」
しかし。
「ナジュさんは、あなたほどは食べてないでしょう。それに彼は、つい一ヶ月前まで寝たきりで、体力も体格も衰えてますから。その分を補給する為にも、食物の摂取は悪いことではありません」
「ぷぎゃっ!」
必死の抵抗も、あっさり撃退。
こちらもまた、紛れもない事実である。
「で、で、でも、令月君だって毎日お菓子…」
それでも諦めず、醜い抵抗を試みるも。
「令月さんは子供でしょう。それに、ジャマ王国での栄養不足のせいで、成長も遅れがちです。彼が食べるのは褒められこそすれど、責められることではありません」
「ふぎゃっ!」
シルナ、完敗。
その上で、イレースの口から、シルナにとどめの一撃が入った。
「…最近太りましたね、学院長」
「…」
シルナは、雷に打たれたようにビクッ!として。
ふらふらふら〜と、一歩、二歩と歩き。
「…ばたんきゅー」
「あ、死んだ」
…令月。
一応、死んではないからな。
死ぬほどショックを受けたというだけで。


