「どっ…どうしたのイレースちゃん?そ、そんな血相変えて…」
「それはこっちの台詞です」
イレースの背中から、メラメラと怒りの炎が上がっていた。
こえぇ〜…。何したんだシルナの奴。
俺し〜らね。
俺は関係ないということで。
「…あら」
イレースは、シルナの隣で、イレースのあまりの剣幕に震えている男子生徒、サトリを見て。
にこりと、笑顔で言った。
人を殺せそうな笑顔だった。
「学院長に用があったんですか?ごめんなさいね、私もこの汚物に用がありまして…。お急ぎでないなら、ちょっと席を外して頂けますか?」
「は、はいっ…済みませんでした!」
サトリは、己の身の危険を感じたらしく。
「あ、さ、サトリくーん!私を置いていかないで!」
既に半泣きのシルナを置き去りに、脱兎のごとく学院長室から駆け出していった。
お前は偉い。正しい判断だ。
出来ることなら、俺も一緒に逃げ出したい。
あ、そういやナジュのこと聞き逃したな…。
まぁ、今はそれどころではないのだが。
まずは、目の前の鬼神を何とかしなくては。
「ど、どうしたのイレースちゃん。落ち着こう?ね、落ち着こう?争いは憎しみを生み出すだけだと、私は思、」
「これは何ですか」
イレースは、シルナの言葉を遮って、印籠のようにそれを掲げた。
…あれは。
ヤバいものだと気づいたのか、シルナの顔色が変わった。
「い、い、イレースちゃん。落ち着こうよ、ね?今お茶、そう、お茶淹れるから。ちょっと座り、」
「これは何かと聞いてるんですよ…私が」
「ひっ…」
イーニシュフェルト魔導学院の学院長とか、そういうのもう関係ない。
ただ、目の前のイレースが怖かった。
「それはこっちの台詞です」
イレースの背中から、メラメラと怒りの炎が上がっていた。
こえぇ〜…。何したんだシルナの奴。
俺し〜らね。
俺は関係ないということで。
「…あら」
イレースは、シルナの隣で、イレースのあまりの剣幕に震えている男子生徒、サトリを見て。
にこりと、笑顔で言った。
人を殺せそうな笑顔だった。
「学院長に用があったんですか?ごめんなさいね、私もこの汚物に用がありまして…。お急ぎでないなら、ちょっと席を外して頂けますか?」
「は、はいっ…済みませんでした!」
サトリは、己の身の危険を感じたらしく。
「あ、さ、サトリくーん!私を置いていかないで!」
既に半泣きのシルナを置き去りに、脱兎のごとく学院長室から駆け出していった。
お前は偉い。正しい判断だ。
出来ることなら、俺も一緒に逃げ出したい。
あ、そういやナジュのこと聞き逃したな…。
まぁ、今はそれどころではないのだが。
まずは、目の前の鬼神を何とかしなくては。
「ど、どうしたのイレースちゃん。落ち着こう?ね、落ち着こう?争いは憎しみを生み出すだけだと、私は思、」
「これは何ですか」
イレースは、シルナの言葉を遮って、印籠のようにそれを掲げた。
…あれは。
ヤバいものだと気づいたのか、シルナの顔色が変わった。
「い、い、イレースちゃん。落ち着こうよ、ね?今お茶、そう、お茶淹れるから。ちょっと座り、」
「これは何かと聞いてるんですよ…私が」
「ひっ…」
イーニシュフェルト魔導学院の学院長とか、そういうのもう関係ない。
ただ、目の前のイレースが怖かった。


