こうして。
僕は連日、密かに、複数人同時読心の訓練を始めた。
基本的に、放課後になったら学院長室に毎日集まるのは、四人だ。
まずは部屋の主であるシルナ学院長。
それから、その学院長とセットの羽久さん。
そして、相変わらず律儀に放課後学習会に参加している令月さん(もう一人は園芸部でキャッキャウフフしてるのに)。
あとは、定期連絡その他、学院長にしか出来ない用事を済ませに来るイレースさん。
この四人である。
三人は確定で、イレースさんは用事が済めば帰ることが多いので。
実質、常時読心を続けられるのは三人だけなのだが。
とはいえ、イレースさんは滞在時間は短いものの、「情報量」は一番多い。
だから、彼女が来ると、非常に神経を使う。
更に。
放課後の学院長室には、不定期に生徒達がお菓子をもらいに来たり、遊びに来たり、あるいは勉強を教えてもらいに来たりと。
生徒達が複数名、やって来ることがある。
そんなときは儲けものだ。
やって来る生徒達も、同時に読心させてもらう(無断)。
の、だが。
やはり、人数が増えれば増えるほど、負担は大きかった。
そして、何より。
二週間ほど訓練を続けて、分かったことがある。
五人の壁が、結構高い。
って、どういう意味かと言うと。
同時に読心魔法を使う人数として、五名を越えると、途端に苦しくなるのである。
自分でも、無意識なのだが。
僕は恐らく、五人以上の同時読心をしないよう、自分で自分にリミッターをかけているのだと思う。
僕は連日、密かに、複数人同時読心の訓練を始めた。
基本的に、放課後になったら学院長室に毎日集まるのは、四人だ。
まずは部屋の主であるシルナ学院長。
それから、その学院長とセットの羽久さん。
そして、相変わらず律儀に放課後学習会に参加している令月さん(もう一人は園芸部でキャッキャウフフしてるのに)。
あとは、定期連絡その他、学院長にしか出来ない用事を済ませに来るイレースさん。
この四人である。
三人は確定で、イレースさんは用事が済めば帰ることが多いので。
実質、常時読心を続けられるのは三人だけなのだが。
とはいえ、イレースさんは滞在時間は短いものの、「情報量」は一番多い。
だから、彼女が来ると、非常に神経を使う。
更に。
放課後の学院長室には、不定期に生徒達がお菓子をもらいに来たり、遊びに来たり、あるいは勉強を教えてもらいに来たりと。
生徒達が複数名、やって来ることがある。
そんなときは儲けものだ。
やって来る生徒達も、同時に読心させてもらう(無断)。
の、だが。
やはり、人数が増えれば増えるほど、負担は大きかった。
そして、何より。
二週間ほど訓練を続けて、分かったことがある。
五人の壁が、結構高い。
って、どういう意味かと言うと。
同時に読心魔法を使う人数として、五名を越えると、途端に苦しくなるのである。
自分でも、無意識なのだが。
僕は恐らく、五人以上の同時読心をしないよう、自分で自分にリミッターをかけているのだと思う。


